大型外航クルーズ船誘致に関する取組み
みなとまち木更津プロジェクト推進協議会の開催
外航クルーズ船の誘致等を進めるため「みなとまち木更津プロジェクト推進協議会」を平成28年5月31日に開催しました。
今後、協議会では、既存岸壁を活用した外航クルーズ船受入れ時の課題整理や訪日客に対する周遊ルートづくりなど、国土交通省・千葉県・県内各自治体や関係企業等と連携のもと、取組みを進めて参ります。
構成団体
木更津市、国土交通省関東地方整備局千葉港湾事務所、千葉県、館山市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、南房総市、鋸南町、木更津商工会議所、イオンモール(株)イオンモール木更津、イオンリテール(株)イオンスタイル木更津、三井アウトレットパーク木更津、セントラル(株)(きさらづ海の駅)、東海汽船(株)、新日鐵住金(株)君津製鐵所、木更津市観光協会、アクアラインイースト観光連盟、(公社)千葉県観光物産協会、千葉県インバウンド促進協議会、ちばプロモーション協議会、千葉県内航海運組合、木更津港運協会、木更津港港湾運送事業協同組合、木更津漁業協同組合
「マリーナ・オブ・ザ・シーズ」船内見学会の様子
平成28年3月26日(土)、行政職員向けに、横浜港大黒ふ頭に寄港した「マリナー・オブ・ザ・シーズ」の船内見学会が開催されましたので、そのときの様子を写真で紹介します。
木更津駅前からアクアライン経由で約30分、大黒ふ頭に近づくと、クルーズ船が見えてきました。
先ずは、外観から。こちらは船尾部分。
岸壁から船を見上げると、このように見え、船の大きさを実感することができます。
船から離れて、ようやく船の上部まで写真に入りました。マスト高は63mあるようです。手前にいる人達がすごく小さく見えますね。
カメラを振って、こちらが船尾側。
こちらが船首側。このクルーズ船の延長は、310mあるそうです。
パスポートのチェックを受け、いよいよ船内へ。
エレベーター脇に船内の案内図があります。15階まであります。
これは、エレベーター内のマットです。クルーズ中は、曜日の感覚がなくなってしまうことから、毎日、曜日を表示したマットを交換しているそうです。
エレベーターを降りると、広い空間に出ました。
吹き抜けもあり、すごい開放感です。
両脇に商店が並び、ショッピングモールのようです。
通路沿いには標識まで設置されています。
カフェもありました。
内部は、こんな感じです。
次に案内されたのは、「ロータス・ラウンジ」
ゆっくりくつろげそうなスペースです。
続いて大ホールに案内いただきました。中に入ると市民会館と同じような規模です。
座席は、2重構造になっており、とても立派な造りです。
階段も豪華なデザインです。
こちらはバーカウンターです。
お客さんがいる時間帯は、生演奏されるんでしょうね。
続いて、カジノコーナーです。
続いて、メインダイニング。豪華ですね。
続いては、こちらのスタジオ。
ガラスで仕切られた部屋の中には、画像や音楽を編集するようなスタジオがありました。
スタジオの奥には、スケートリンクが!
先日の航海では、織田信成さんがここでスケートを披露したそうです。
こちらの部屋からは、船の外を見ることができます。
見下ろすと、「海」ではなく、「プール」がありました。
屋外に出ると船尾側には、ロッククライミングコーナーがあり、
バスケットコートがあり、
パターゴルフ場もありました。
船首側に出ると、先ほど船内から見下ろしたプールが目の前に見えます。
床面には、トラックのレーンのようなものが描かれています。
1周300ヤードあるという意味でしょうか?
航海中は、こういう場所で運動する人がいるんですね。
こちらは、スパのコーナーです。
お風呂があり、
サウナがあり、
トレーニングジムもありました。
デジタルサイネージは、日本語だけでなく、英語、中国語にも表示が切り替わります。
こちらは、レストラン街
料理や、
果物、
スイーツまであります。
話題の大型外航クルーズ船を写真で紹介させていただきましたが、ご覧になってみて、いかがでしたか?
市では、このような大型外航クルーズ船を木更津港に誘致すべく、国や県と協力しながら、取組んで参りたいと考えております。
【参考】
1 見学したクルーズ船の概要
船 名:マリナー・オブ・ザ・シーズ
運航会社:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
総トン数:138,000トン
全 長:310m
全 幅:48m
喫 水:8.8m
マスト高:63m(参考:ベイブリッジ55m)
乗客定員:3,114名
乗組員数:1,185名
2 接岸地
名 称:横浜港大黒ふ頭T1・T2岸壁
用 途:外貿不定期船バース
延 長:480m
水 深:-12m
