株式会社東京機械製作所

明治7年に創業し、明治39年には国内メーカーとして、初の輪転機を完成させ、その後1世紀以上に渡り、国内の印刷機メーカーのトップとして業界を牽引してきた企業です。
数ある企業用地の中から、なぜ木更津市(かずさアカデミアパーク)を選んだのか、どこに魅力を感じ、移転を決意したのか、東京機械製作所の3氏にお話しを伺いました。

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   会社名:株式会社東京機械製作所

   所在地:〒292-0818 
       木更津市かずさ鎌足一丁目6番

   T E L:(0438)20-5551(代表)

  

 

再開発による工場移転の気運

  創業明治7年。新聞輪転機の専業メーカーとして130年以上の歴史を持つ東京機械製作所。新聞を1時間に20万部刷る世界最速の輪転機を開発するなど、時代の最先端を行く印刷設備を世界中に納入している。

 『かずさアカデミアパーク』への移転を予定している玉川製造所は、東急東横線・JR南武線・横須賀線の「武蔵小杉」駅の間近にあり、10年ほど前から再開発が進められ、工場の周囲には高層マンションが林立。周辺環境が様変わりするなかで工場の生産機能を維持することが難しくなり、2011年春の移転が決定された。

 「今回の移転は、工場の生産性を高めることはもちろん、不動産の有効活用を含め地域の発展に寄与するため、2006年から進めてきたプロジェクトとして、移転先の候補地は1都5県・35ヵ所に及びました。調査チームが何度も現地へ足を運び、最終的に選び出したのが『かずさアカデミアパーク』なのです」(武田氏)。

 その決め手となったのは、第一に都心からの近さ。アクアラインで都心に直結するスピーディなアクセスは、東京本社との連携に便利なだけでなく、従業員の皆さんが長年にわたって勤務してきた武蔵小杉から約60分と近く、スムーズに移転できるメリットもあった。

 「玉川製造所は約70年の歴史があり、地域にしっかりと根付いていることもあって従業員の多くが武蔵小杉近辺に住んでいます。長年住み慣れた土地をすぐさま離れることは難しく、移転後も自宅通勤を希望する従業員もいます。そのため武蔵小杉と『かずさアカデミアパーク』を結ぶシャトルバスの運行を予定しており、アクアラインの800円化は大歓迎です」。(青木氏) また東京機械製作所は、印刷設備を世界中に輸出しており海外へ往き来する従業員はもちろん、お客様を招く機会も多いため、成田空港や羽田空港へ近い点も重要であった。

 「『かずさアカデミアパーク』内には、セミナーが開催できるコンベンション施設やホテルなどが整っており、お客様を招待する時にとても役立つと思いました。充実したインフラ面も魅力的ですね」。(田中氏) 
 

暮らしの発展性を拓く新天地  

 そして都心に近い立地環境や多彩な施設群に勝るとも劣らない魅力が、房総半島のポテンシャルの高さ。

 「約500人の従業員全員に『かずさアカデミアパーク』を見学してもらうバスツアーを実施しましてね、工場候補地だけでなく木更津・君津の街も実際に見てもらいました。大規模なショッピングセンターが点在していますし、物価が京浜エリアよりかなり安い。道も広く渋滞がほとんどない点に皆驚いていましたね。住宅地も敷地面積が広くゆとりたっぷり。海や山の自然も豊富でリゾートライフのような毎日が過ごせそうだと好評でした」。(青木氏)

 移転に先駈け、早くも木更津エリアの住宅地を物色し始めた従業員もいるとのこと。自宅通勤を希望している方も、実際に『かずさアカデミアパーク』に勤務しはじめたら、木更津エリアで暮らしたいと考えるようになる可能性も高い。

 「世界に通用する印刷設備を『かずさアカデミアパーク』で開発し、現地の雇用を生み、社会に貢献できるように頑張っていきたいですね。来春の新卒採用は、すでに木更津エリアでも募っています」(武田氏)。

 再開発の波に乗り、資産を有効活用するとともに、新たな発展へ向かって走り始める東京機械製作所。新天地『かずさアカデミアパーク』で踏み出す第一歩は、とても大きい。

 
新工場建設準備室長  武田 昌房氏
新工場建設準備室次長  田中 悠久氏
総務部長  青木 宏始氏