外国人のための救急車利用について
多言語に対応した救急車利用ガイド・マニュアルをぜひ活用してください!
観光庁の「宿泊旅行統計調査」によると、令和元年の外国人宿泊者数は約11,570万人となり、過去最高値となりました。ここ数年は新型コロナウイルス感染症による入国規制等の影響もあり、低水準となっていましたが、令和4年10月の規制緩和を受け、再び多くの訪日外国人が木更津市にお越しになることが予想されます。
そんな訪日外国人が体調不良やケガをしたとき、救急車が必要であるにもかかわらず日本での救急車の呼び方等が分からず、手遅れになることがあるかもしれません…。
そこで、総務省消防庁が訪日外国人等に向け必要な情報を掲載した、複数の言語に対応するガイドやマニュアルを作成しましたので、是非活用してください!
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救急車利用ガイド・マニュアルのイメージ画像 (PDF 91.6KB)
- 訪日外国人のための救急車利用ガイド(A guide for ambulance services)(外部リンク)
- 救急車利用マニュアル (Making the Most of the Ambulance Service)(外部リンク)
電話通訳センターを介した三者間同時通訳による119番に対応しています!
本市内からの119番通報は、県内の31消防本部中20消防本部で共同運用し、千葉市内に設置している「ちば消防共同指令センター(以下、「指令センター」という。)」に繋がり、そこから本消防本部は火災や救急等の出動指令を受け、現場に出動します。
指令センターでは、訪日外国人観光客を含む外国人から119番の通報があり、日本語での対応が困難な場合、電話通訳センターを活用し、外国人通報者、指令員及び通訳者の三者間通話で要請内容を通訳します。
なお、上記三者間通話は119番通報時のみならず、消防隊や救急隊等が災害現場に到着後も、同様に外国人、消防隊または救急隊等及び通訳者で三者間通話による通訳が可能ですので、併せて言語の支障なく消防・救急のサービスを受けることができます!
多言語音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」を導入しています!
救急ボイストラとは、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。)が開発した多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」をベースに、消防庁消防研究センターとNICTが、救急隊用に開発した多言語音声翻訳アプリです。
救急ボイストラは、通常の音声翻訳機能に加えて、救急現場で使用頻度が高い会話内容を「定型文」として登録してあるので、外国語による音声と画面の文字による円滑なコミュニケーションを図ることが可能で、本市では救急ボイストラの提供開始後、早期に導入を開始し、現在は全救急隊で導入を完了させ、救急現場で多数の使用実績があります!
また、話した言葉が文字として表記されるため、聴覚障害者などとのコミュニケーションにも活用が可能です。
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消防本部 警防課
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ファクス:0438-23-9096
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