令和3年度CBRNE災害対応訓練研修会を開催
今回は、放射線事故に特化した訓練研修会を開催しました
消防本部では、令和3年7月6日火曜日に消防本部3階大会議室及び消防署車庫内にて、CBRNE(※1)災害対応訓練研修会を実施しました。
この訓練研修会は、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うテロ災害の脅威、その他市内において発生する可能性のあるCBRNEに係る事故など、本市消防本部においても備える必要性が高まっていることなどから、放射線事故に特化した対応などについて、専門講師による指導・助言を受けたもので、本市消防隊員の知識・技術及び活動能力の向上を図ることができました。
講師として、放射線医学研究所放のグループリーダーとして、被ばく医療に携わり、原子力災害のみにかかわらず放射線災害、テロ対応も含めて被ばく医療の裾野を広げる様々な活動をしている日本救急医学会の専門医である富永隆子先生をはじめとした6名の方々(※2)をお招きし、放射線事故・テロ・災害時の初動対応などについて約5時間の訓練研修会(※3)を実施しました。
※1
CBRNEとは、Chemical:化学、Biological:生物、Radiological:放射性物質、Nuclear:核、Explosive:爆発物の頭文字をから取ったもので、これらによって発生した災害をCBRNE災害といいます。
※2
講師紹介(6名)
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
量子生命・医学部門 放射線医学研究所
(1)放射線緊急事態対応部 被ばく医療グループ
グループリーダー 富永 隆子 様
(2)放射線緊急事態対応部 線量評価グループ
技術統括 北村 尚 様
(3)放射線緊急事態対応部 放射線防護グループ
技術統括 佐藤 眞二 様
(4)放射線緊急事態対応部 モニタリンググループ
主幹研究員 村松 正幸 様
株式会社エス・ティ・ジャパン
(5) 危機管理製品部 次長 時田 健一 様
(6) 危機管理製品部 課長 山本 荘一郎 様
※3
訓練研修会内容
(1)講義「放射線の基礎と放射線防護」
(2)講義「放射線事故・テロ・災害時の初動対応」
(3)要素訓練「汚染検査と測定器の取り扱い」
(4)要素訓練「放射線検知とゾーニング」
(5)図上訓練「輸送事故の初動対応」
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