消防のそこが知りたい(~そうだったのか~キッズ編)

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ページ番号1008637  更新日 令和5年6月13日

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消防(しょうぼう)車両(しゃりょう)のことが()りたい

1 水槽付(すいそうつ)消防(しょうぼう)ポンプ自動車(しょうぼうしゃ)

水槽付(すいそうつ)きのポンプ(しゃ)で、(くるま)(みず)のタンクが()いています。消防(しょうぼう)(しょ)ではタンク(しゃ)()んでいます。タンクには1,500リットルの(みず)(はい)ります。みなさんの(いえ)のお風呂(ふろ)(やく)7杯分(はいぶん)(みず)()んでいることになります。そのため、火災(かさい)現場(げんば)到着(とうちゃく)したら、消火(しょうか)(せん)やプールなどがなくても、すぐに放水(ほうすい)することができます。

また、タンク(すい)放水(ほうすい)時間(じかん)は、放水(ほうすい)する水量(すいりょう)にもよりますが、(やく)3分間(ふんかん)です。

水槽付き消防車

2 消防(しょうぼう)ポンプ自動車(じどうしゃ)

消防(しょうぼう)ポンプ自動車(じどうしゃ)消防車(しょうぼうしゃ)代表(だいひょう)です。ポンプ装置(そうち)をつかって、放水(ほうすい)したり、ほかの消防車(しょうぼうしゃ)(みず)(おく)ったりする(くるま)です。消防車(しょうぼうしゃ)(おお)きい(くるま)(おお)いですが、ポンプ(しゃ)比較的(ひかくてき)(ちい)さい(くるま)のため、(せま)(みち)通行(つうこう)することができます。ホースカーが()んであり、(とお)くにいる消防車(しょうぼうしゃ)までホースを(らく)(のば)ばすことができます。

消防ポンプ自動車

3 救助(きゅうじょ)工作車(こうさくしゃ)

火災(かさい)()(おく)れた(ひと)交通(こうつう)事故(じこ)(くるま)(なか)()()められている(ひと)などを救助(きゅうじょ)するための道具(どうぐ)をたくさん()んでいる(くるま)です。

(くるま)にはクレーンやウインチ、照明(しょうめい)装置(そうち)などが()いています。レスキュー(しゃ)とも()ばれています。

救助工作車

4 高規格(こうきかく)救急(きゅうきゅう)自動車(じどうしゃ)

ケガをした(ひと)(きゅう)病気(びょうき)(ひと)を、病院(びょういん)搬送(はんそう)する(くるま)です。救急(きゅうきゅう)救命士(きゅうめいし)()っていて、高度(こうど)(おう)急処置(きゅうしょち)(おこ)ないながら、病院(びょういん)(むか)かうことができます。

高規格救急車

5 はしご(つき)消防(しょうぼう)自動車(じどうしゃ)(ポンプ()きを(ふく)む)

高層(こうそう)ビルなどの高所(こうしょ)救助(きゅうじょ)活動(かつどう)画期的(かっきてき)機動性(きどうせい)発揮(はっき)します。先端(せんたん)のバスケットとはしごの背中(せなか)()()けたリフターを併用(へいよう)救助(きゅうじょ)活動(かつどう)などに対応(たいおう)することができます。

はしご車

6 災害用(さいがいよう)多目的(たもくてき)支援車(しえんしゃ)

この車両(しゃりょう)は、(おお)くの救助等資(きゅうじょとうし)機材(きざい)搬送(はんそう)できる機能(きのう)人員(じんいん)輸送(ゆそう)(20名乗(めいの)り)としての機能(きのう)をもっていて、水難(すいなん)救助(きゅうじょ)事故(じこ)CBRNE(しーばーん)テロ災害(さいがい)(とう)特殊(とくしゅ)災害(さいがい)緊急(きんきゅう)消防(しょうぼう)援助隊(えんじょたい)などの広域(こういき)応援(おうえん)での後方(こうほう)支援(しえん)活動(かつどう)などに対応(たいおう)します。

災害用多目的支援車

7 化学(かがく)消防(しょうぼう)ポンプ自動車(じどうしゃ)

この車両(しゃりょう)は、消防(しょうぼう)自動車(じどうしゃ)一種(いっしゅ)(みず)だけの消火(しょうか)不可能(ふかのう)または、困難(こんなん)石油(せきゆ)コンビナート施設(しせつ)航空機(こうくうき)事故(じこ)などの危険物(きけんぶつ)火災(かさい)対応(たいおう)します。

化学車

そうだったのか!!消防(しょうぼう)

Q1 消防車(しょうぼうしゃ)(いろ)はなぜ(あか)いの?

消防車(しょうぼうしゃ)赤色(あかいろ)とされた理由(りゆう)(さだ)かではありませんが、外国(がいこく)から輸入(ゆにゅう)した蒸気(じょうき)ポンプの消防車(しょうぼうしゃ)(あか)であったことから、日本(にほん)でも赤色(あかいろ)としたというのが一般的(いっぱんてき)理由(りゆう)のようです。

また、(むかし)(あか)(くるま)(すく)なかったので、サイレンを()らして(はし)(とき)()(だつ)ように赤色(あかいろ)とした、(ほのお)(あか)をイメージさせ火災(かさい)()をつける気持(きも)ちを()ってもらうように赤色(あかいろ)にした、などいろいろな(せつ)があります。

現在(げんざい)では、法律(ほうりつ)()まり「道路(どうろ)運送(うんそう)車両(しゃりょう)保安(ほあん)基準(きじゅん)(だい)49(じょう)で、緊急(きんきゅう)自動車(じどうしゃ)車体(しゃたい)(いろ)()められています。

 

Q2 救急車(きゅうきゅうしゃ)はなぜ(しろ)いの?

なぜ(しろ)()きまったかははっきりしませんが、救急(きゅうきゅう)業務(ぎょうむ)開始(かいし)された当時(とうじ)外国(がいこく)から輸入(ゆにゅう)した(くるま)(しろ)だったことから(しろ)になったといわれています。また、(しろ)清潔(せいけつ)なイメージであることも理由(りゆう)のひとつではないかといわれています。 

 

Q3 119(ばん)電話(でんわ)するとどこにつながるの?

ちば消防(しょうぼう)共同(きょうどう)指令(しれい)センターというところにつながります。(みな)さんから119(ばん)通報(つうほう)があったら、発信地(はっしんち)表示(ひょうじ)システムという装置(そうち)が、119(ばん)通報(つうほう)をしている場所(ばしょ)自動(じどう)(さが)してくれます。 

 

Q4 訓練(くんれん)は、どんなことをしていますか?

消防隊(しょうぼうたい)救助隊(きゅうじょたい)救急隊(きゅうきゅうたい)それぞれの訓練(くんれん)があります。消防隊(しょうぼうたい)はホースを()ばしたり、火災(かさい)消火(しょうか)する訓練(くんれん)救助隊(きゅうじょたい)はロープを使(つか)った訓練(くんれん)救助資(きゅうじょし)機材(きざい)操作(そうさ)する訓練(くんれん)救急隊(きゅうきゅうたい)応急(おうきゅう)手当(てあて)訓練(くんれん)救急資(きゅうきゅうし)器材(きざい)取扱(とりあつか)訓練(くんれん)などです。

また、さまざまな災害(さいがい)想定(そうてい)して、合同(ごうどう)訓練(くんれん)をしたり、過去(かこ)災害(さいがい)のビデオや資料(しりょう)()勉強(べんきょう)することも訓練(くんれん)(ひと)つです。 

 

Q5 消防車(しょうぼうしゃ)救急車(きゅうきゅうしゃ)がサイレンを()らして現場(げんば)()くのは、どうしてですか?

消防車(しょうぼうしゃ)救急車(きゅうきゅうしゃ)は、市民(しみん)安心(あんしん)安全(あんぜん)(まも)るため、1(びょう)でも(はや)現場(げんば)について活動(かつどう)(はじ)めなければなりません。

そのため、(いそ)いで現場(げんば)(むか)っていることを(まわり)(ひと)(くるま)にわかってもらい、安全(あんぜん)到着(とうちゃく)できるようサイレンを()らして(はし)っています。

消防車(しょうぼうしゃ)救急車(きゅうきゅうしゃ)消防(しょうぼう)(しょ)(もど)(とき)や、一般(いっぱん)業務(ぎょうむ)など、緊急(きんきゅう)出動(しゅつどう)でない(とき)ときはサイレンを(なら)しません。 

 

Q6 消防車(しょうぼうしゃ)救急車(きゅうきゅうしゃ)は、緊急(きんきゅう)()どのくらいのスピードで(はし)るのですか?

一般(いっぱん)道路(どうろ)では、普通(ふつう)(くるま)制限(せいげん)速度(そくど)時速(じそく)30~60キロメートル)に(した)がわなくてもよく、時速(じそく)80キロメートルで(はし)って(よい)こととなっています。また、高速(こうそく)道路(どうろ)では時速(じそく)100キロメートルで(はし)って()いことになっています。

なお、緊急(きんきゅう)走行(そうこう)(とき)赤色(せきしょく)(とう)点灯(てんとう)させ、サイレンを()らさなければなりません。 

 

Q7 消防車(しょうぼうしゃ)がサイレンを()らさずに、道路(どうろ)(はし)っていたり、(とま)っているところを()かけますが、(なに)をしているのですか?

地理(ちり)水利(すいり)調査(ちょうさ)といって、管轄(かんかつ)()域内(いきない)地理(ちり)水利(すいり)状況(じょうきょう)調査(ちょうさ)しています。(どう)路上(ろじょう)()まっているのは、火災(かさい)(とき)使用(しよう)する消火(しょうか)(せん)(こわ)れていないか、防火(ぼうか)水槽(すいそう)はきちんと使(つか)えるかどうかなど、消防(しょうぼう)水利(すいり)状況(じょうきょう)調(しら)べている場合(ばあい)などです。

また、火災(かさい)予防(よぼう)のため、お(みせ)工場(こうじょう)などの状況(じょうきょう)調(しら)べる立入検査(たちいりけんさ)()くこともあります。 

 

Q8 火災(かさい)()きたら消防車(しょうぼうしゃ)何台(なんだい)出動(しゅつどう)するの?

火災(かさい)種類(しゅるい)建物(たてもの)車両(しゃりょう)危険物(きけんぶつ)、その()火災(かさい)など)により(こと)なりますが、一般(いっぱん)建物(たてもの)火災(かさい)場合(ばあい)指揮車(しきしゃ)1(だい)救助(きゅうじょ)工作車(こうさくしゃ)1(だい)消防(しょうぼう)ポンプ(しゃ)5(だい)救急車(きゅうきゅうしゃ)1(だい)(けい)8(だい)車両(しゃりょう)出動(しゅつどう)します。その()火災(かさい)規模(きぼ)(とう)により、出動(しゅつどう)車両(しゃりょう)()やしていきます。 

 

Q9 消防用(しょうぼうよう)ホースの(なが)さは(なん)メートルですか?

消防用(しょうぼうよう)ホース1(ほん)(なが)さは20メートルあります。

消防車(しょうぼうしゃ)()んであるホースの(ふと)さは、直径(ちょっけい)65ミリメートル、50ミリメートル、40ミリメートルの3種類(しゅるい)があります。学校(がっこう)などに設置(せっち)してある屋内(おくない)消火(しょうか)(せん)のホースは40ミリメートルで、(なが)さは1(ほん)15メートルです。

 

Q10 はしご(しゃ)は、ビルの何階(なんかい)(なん)メートル)まで()びるのですか?

木更津市(きさらづし)には2(だい)のはしご(しゃ)があり、1(だい)建物(たてもの)5(かい)(15メートル)もう1(だい)建物(たてもの)13(かい)(40メートル)の(たか)さまで()ばすことができます。

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