先端技術を活用した有機農業の推進に関する取り組み

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ページ番号1011330  更新日 令和5年5月11日

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「先端技術を活用した農業の推進及び有機農業の推進に関する連携協定書」の締結について

 木更津市では、スマート農業及び有機農業の検証を行い、生産技術の向上、コストの低減、高品質な農産物の栽培方法の確立を図ることを目的として、令和3年4月に井関農機株式会社と「先端技術を活用した農業の推進及び有機農業の推進に関する連携協定書」を結びました。

先端技術を活用した「きさらづ学校給食米」収量向上に向けた実証について

 本市では、令和元年度より市内公立小中学校で提供されるご飯の全量有機化を目指し、農薬・化学肥料を一切使用しない方法で栽培する「きさらづ学校給食米」の学校給食への提供を行っています。
 目標達成に向け、水稲の有機栽培における大きな課題である雑草対策の実証を、上記協定に基づき井関農機株式会社と連携して実施しています。

(1)水田乗用除草機
 実施時期:令和3年度及び令和4年度
 実施内容:条間・株間の除草作業ができる水田乗用除草機の実証
 実施地区:岩根、鎌足地区
 効 果:実施個所において、雑草の減少が見られました。
 

作業
作業の様子
実証ほ場
実証ほ場の様子
対象区
対象ほ場の様子

(2)水位センサー
 実施時期:令和3年度
 実施内容:ICTを活用した深水管理の実証
 実施地区:市内各地区
 効 果:水深管理をスマートフォンを活用して管理でき、省力化が図られました。

水田ファーモ
水田ファーモ設置の様子

(3)GPシート
実施時期:令和3年度、令和4年度
実施内容:中赤外線による苗の生育促進が期待できるGPシートの活用
実施地区:岩根、鎌足地区
効 果:GPシートを使用した苗の根の成長が見られました。

GPシート
設置されたGPシートの様子
GPシートの様子
苗の様子

(4)アイガモロボ
実施時期:令和4年度
実施内容:自動抑草ロボットの実証
実施地区:岩根、鎌足、中郷地区
効 果:実施ほ場において有機栽培の雑草の許容範囲であることを確認できました。
 (幼穂形成期の雑草乾燥量50g/平方メートル以下)

https://amoni.iseki.co.jp/report/2595

※詳細についてはこちらをご覧ください(営農ソリューション・ポータルサイトAmoni)

 

アイガモロボ
アイガモロボ稼働の様子

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このページに関するお問い合わせ

経済部 農林水産課
〒292-8501
千葉県木更津市富士見1-2-1
木更津市役所駅前庁舎 (スパークルシティ木更津8階)
農林振興係 電話:0438-23-8444
農林調整係 電話:0438-23-8445
農林土木係 電話:0438-23-8453
水産係 電話:0438-23-8454
有機農業推進係 電話:0438-38-6516
ファクス:0438-23-0075
経済部 農林水産課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。