狩猟における事故防止・安全対策の徹底
平成30年11月20日、北海道恵庭市の国有林内において、倒木処理などの業務を行っていた職員が、エゾシカ猟のハンターに誤射され死亡する大変痛ましい事故が発生しました。
現在、詳細について調査中ですが、報道によりますと、事故を起こしたハンターは、被害者の方が頭から被っていた白いタオルをシカの臀部と思い込み、スコープを使わず、標的を十分に確認せずに発砲したとのことです。
矢先や周囲の安全確認は、狩猟者にとって最も基本的な守るべきルールですので、細心の注意を払い、二度とこのような事故が起こることのないよう改めて徹底をお願いいたします。
1 矢先の安全確認
- 猟場の状況を十分把握、確認するとともに、森林作業員やレジャーなどで入林している方がいることを常に心がけてください。
- 獲物がはっきりと見えない時は、「人かもしれない!」という疑いを持ち、再度十分に確認することを徹底してください。
2 脱包の励行
銃砲は使い方を誤ると取り返しのつかない大事故に結びつきます。
実包は使用する時以外は、常に脱包してください。
3 目立つ猟装
- 自分の身を守るためにも目立つ猟装で狩猟を行ってください。
- 目立つ色の帽子とベストを必ず着用しましょう。白いタオルはシカと誤認される可能性があり危険です。
4 入林の手続き
国有林・道有林等の森林では、森林施業等のため狩猟を禁止している区域・期間があり、規制を遵守しなければ重大事故に繋がり大変危険です。必ず入林手続を行い、入林禁止区域図等を入手するほか、狩猟が禁止されている区域・期間外であっても、職員の方が巡回や臨時的な作業をする場合があるため、予め入林する森林の管理者に状況を確認の上、入林してくだい。
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