乳がんとブレスト・アウェアネス
乳がんは、女性がもっともかかりやすいがんです。
しかし、早期の発見・治療で90%以上が治ると言われています。
症状
- 乳房にしこりがある
- 乳房にえくぼやただれがある
- 左右の乳房の形が非対称
- 乳首にひきつれがある
- 乳頭から分泌物が出る
気になる症状がある時は、ためらわずに乳腺外科を受診しましょう。
発生要因
- 女性ホルモン(エストロゲン)の影響
体内のエストロゲンが多いこと、経口避妊薬の使用、閉経後のホルモン補充療法 - 妊娠・出産
初経年齢が低い、閉経年齢が遅い、出産経験が無い、初産年齢が遅い、授乳経験が無い - 生活習慣
飲酒、閉経後の肥満、運動不足 - その他
乳がんになった血縁者がいる、良性乳腺疾患にかかったことがある
予防
完全な予防方法はありませんが、以下のことを心掛けることで乳がんにかかる危険を抑えることに繋がります。
- 禁煙
喫煙は乳がんになる危険を高めることがほぼ確実とされています。また、受動喫煙もリスクを高める可能性があるので注意が必要です。 - バランスの良い食事、節度のある飲酒
肥満(特に閉経後)やアルコールの摂取も乳がん発症リスクを確実に高めます。
脂肪の多い食事を避け、豆腐・納豆など大豆系の食品や緑黄色野菜を摂る、飲酒は適量(日本酒で1号くらい)を心掛けるなど、毎日の食生活に注意しましょう。 - 適正な体型を保つ
肥満を避けるため、体重を管理し適度な運動を心掛けましょう。 - 日頃から自分の乳房の状態に関心を持つ
乳房を意識して生活することで、乳がんの早期発見に繋がります。
→ブレスト・アウェアネス
ブレスト・アウェアネスとは?
「ブレスト・アウェアネス」とは、「乳房を意識する生活習慣」のことです。
以下の項目を実践して、乳がんの早期発見に繋がる生活習慣を身につけましょう。
- 自分の乳房の状態を知る―乳房チェック
着替えや入浴、シャワーなどの際に、乳房を見て・触って・感じて乳房を自覚します。
気軽に生活の習慣に乳房を意識することを取り入れることが重要です。 - 乳房の変化に気を付ける
□乳房にしこりを感じるか
□乳頭から分泌物(特に黒い赤色や褐色のもの)はないか
□乳頭や乳輪に「ただれ」や「びらん」はないか
□乳房の皮膚に凹みやひきつれはないか
□乳房に痛みを感じないか
いつもと変化を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。 - 変化に気づいたらすぐ医師へ相談する
上記のような変化がすべて乳がんの症状ではありませんが、早期の乳がんの症状の可能性もあります。
なるべく早く自覚症状に気づいて医師に相談することは、早い段階で適切な治療を受けられることになり、乳がんが治る可能性も高くなります。
また、小さい乳がんであれば治療も軽くなり、体と費用の負担も少なくなります。 - 定期的に乳がん検診を受ける
木更津市では、30歳から市の乳がん検診を受けることができます。
病院で個人的に検診を受けるよりも安い費用で受診できるので、ぜひ継続して検診を受けましょう。
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