やってみませんか?おうちでおはなし会5(最終回)
やってみませんか?おうちでおはなし会 最終回
おはなし会Q&A
図書館では新型コロナウイルス感染対策のため、現在も各種おはなし会の開催を中止しています。
おはなし会がお休みの間も、なんとかみなさんにおはなし会を届けたいと考え続けてきたこの連載も今回のQ&Aで最終回になります。
集大成として12月に「おうちでおはなし会」をテーマとして、絵本講座を開催することになりました。
この連載でお伝えしてきたことを実際に見てもらったり、プログラム例で取り上げた絵本やおうちでのおはなし会で使える手あそびを紹介します。
ご参加お待ちしています。
~おはなし会Q&A~
Q:何度も同じ絵本を読みたがります。
A:とてもよいことです。
1冊の本の何回も読むことでより深く内容を理解し、1回では気づけなかったことに気づくこともできます。
Q:絵本を読むことは勉強の一環だから、読み終わった後にちゃんと理解しているか感想を聞いてもいいですか。
A:読み聞かせはおはなしを楽しむものです。
感想は聞かず、楽しい気持ちを共有してあげましょう。
Q:どんな絵本を読んであげたらいいかわかりません。
A:図書館では「子どもに読んであげたい絵本」のリストを用意し、配布しています。
ホームページでも公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。
他にもいろいろな団体がおすすめの絵本のリストを作成しています。あわせて参考にしてみてください。
また、子どもが興味を持った絵本を読んであげることもいいですね。
子どもは希望が叶って喜びますし、一緒に楽しい時間が過ごせます。
Q:実際の年齢より対象年齢が低い絵本を読みたがります。
A:実年齢より対象年齢が低い絵本は子どもに余裕をもたらします。
その分、深く理解したり味わうことができ、たくさん楽しむことができます。
絵本に示されている対象年齢は、あくまで目安として活用してください。
Q:読み聞かせが上手にできません。
A:例え下手だったとしても身近な大人が読み聞かせてくれることは、子どもにとって愛着を感じられるすばらしい体験です。
上手かどうかよりも、ゆっくりと子どものペースにあわせて、はっきりと読んであげると子どもに伝わりやすいでしょう。
この他にも、図書館では読み聞かせや絵本に関するさまざまなお問い合わせを受けます。
絵本講座では図書館に寄せられたさまざまな質問とその回答についてもおはなししたいと思っています。
ちいさいこどものおはなし会11月のプログラム
三びきのやぎのがらがらどん
マーシャ・ブラウン 絵 瀬田貞二 訳 福音館書店
パンプキン
ケン ロビンズ 作 千葉茂樹 訳 BL出版
もりのおふろ
西村敏雄 作 福音館書店
小学生のおはなし会11月のプログラム
マーシャとくま
M・ブラートフ 再話 エウゲーニー・M・ラチョフ 絵 内田莉莎子 訳 福音館書店
かえるのいえさがし
石井桃子 作 川野雅代 作 中谷千代子 絵 福音館書店
おまたせクッキー
パット・ハッチンス 作 乾侑美子 訳 偕成社
いかがでしょうか。プログラムは例です。
「三びきのやぎのがらがらどん」と「マーシャとくま」は外国の昔ばなしで、長く語り継がれているものなので選びました。
「パンプキン」、「かえるのいえさがし」、「もりのおふろ」は季節が感じられる絵本です。
「おまたせクッキー」はおはなしを楽しみながら算数に親しめます。
ぜひ楽しんでみてください。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会 図書館
〒292-0804
千葉県木更津市文京2-6-51
図書館係 電話:0438-22-3190
ファクス:0438-22-7509
教育委員会 図書館へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。