木更津市地球温暖化対策実行計画の実績

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ページ番号1001324  更新日 令和4年11月14日

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第3次木更津市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)の令和3年度実績をお知らせします。

温室効果ガスの総排出量に関する目標及び令和3年度実績値

目標

11,500t-CO2以下(平成28年度実績の8%削減値)

実績値

令和3年度実績値

10,587t-CO2(電気使用量の排出係数を基準年度である平成28年度に固定した排出量)

(9,812t-CO2:電気使用量の排出係数を令和3年度で算出した実際の排出量)

対目標値

92.1%

結果

令和3年度に本市が事業所として排出した温室効果ガスの排出量は、電気使用量の排出係数を基準年度である平成28年度に固定し算出すると、二酸化炭素換算で10,587tでした。これは、目標値を下回る結果となり、目標を達成いたしました。(資料1,2のとおりです。)※実際に排出した温室効果ガスの排出量は、二酸化炭素換算で9,812tです。目標を達成した主な要因は、令和元年度から市の水道事業が広域化されたことにより、同事業の排出量が市の排出量に算定されなくなったためです。平成30年度の水道事業を除いた事業所としての排出量は10,540tであったため、これと比較すると令和3年度は微増となっています。

温室効果ガス総排出量に対する項目ごとの割合は、電気の使用によるものが76.7%、燃料の使用に係るものが16.9%、下水処理等に係るものが5.8%を占めており、この3項目で全体の99.4%でした。市役所が排出している温室効果ガスのほとんどが電気及び燃料の使用に伴うものです。

電気や用紙使用などの活動量を令和3年度以前のものと比較した結果は、次のとおりでした。(資料3,4のとおりです。)

(1)燃料使用量

・ガソリン(L)は6.5%増加、軽油(L)は6.2%増加

ガソリン及び軽油は、主に自動車燃料として使用されました。増加分については、主に新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度中は感染拡大防止等のため公用車両の使用の減少がありましたが、令和3年度中は公用車両の使用が増加したことが原因であると思料されます。

・灯油使用量(L)は9.7%増加

灯油はほとんどが暖房用であり、冬期の気象状況により使用量が変動する項目です。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、換気をしながら暖房を使用する機会が増えたこと等により、令和3年度は令和2年度より増加しました。

・A重油使用量(L)は7.7%減少

A重油は、下水処理場の稼動状況によって大きく変動します。令和元年度に、台風や大雨等の影響により、雨水ポンプの運転や停電時の非常用自家発電機の稼働が増加しましたが、令和2年度以降は例年の使用量となっています。令和3年度は令和2年度と比較し微減しました。

・LPG使用量(kg)は13.4%増加

LPGは、主に調理や暖房等のため、学校や保育園、一部の公民館などで使用されています。施設ごとに見ると経年変動があり、全体として令和3年度は令和2年度より13.4%増加しました。

・都市ガス使用量(m3)は27.5%増加

都市ガスは、平成19年度にオープンした健康増進センター、また平成21年度から稼動し始めた学校給食センターにより平成21年度は大幅に増加し、令和3年度は令和2年度より27.5%増加となりました。増加の要因については、健康増進センターのプール改修工事が令和2年9月1日~令和3年3月31日にあったことにより、令和2年度においてはガスの使用量が減少しましたが、令和3年4月よりプールの使用が再開したため、令和3年度においてはガスの使用量が例年の使用量に戻ったためです。

(2)電気使用量(kWh)は0.8%減少

電気使用量は、令和2年度と比較して0.8%減少しました。減少分については、市内全小中学校において、夏休みの期間に照明灯をLED灯へと交換工事を行ったことにより、電気使用量が減少したものと思料されます。

(3)下水処理量(m3)は7.7%増加

下水処理量は、令和2年度と比較して7.7%増加しました。今後は下水道供用区域の拡大や水洗化率の上昇により処理量が増加していくことが考えられ、そのことに伴い排出量も増加していくものと考えられます。

(4)し尿処理量(m3)は0.6%増加

令和3年度は増加しましたが、調査開始から概ね横ばいで推移しています。

 

項目ごと(市職員が行う措置)の目標と実績

各項目における温室効果ガス排出量等の目標

項目 目標値

電気使用量

9,000t‐CO2以下 (基準年度より8%削減)

燃料使用量

1,450t‐CO2以下 (基準年度より6%削減)

自動車燃料使用量

 450t‐CO2以下 (基準年度より8%削減)

水道使用量

210,000m3以下 (基準年度より5%削減)

用紙使用量

20,000,000枚以下 (基準年度より10%削減)

実績(項目ごとの単位にご注意ください)

項目

令和3年度実績

対基準年度比(%)

対目標値(%)

電気使用量

 8,130t‐CO2

83

90

燃料使用量

 1,422t‐CO2

92

98

自動車燃料使用量

 384t‐CO2

78

85

水道使用量

 178,648m3

 80

 85

用紙使用量

17,895,011枚

80

89

その他の取組

先に示した具体的な数値目標の他に、実行計画では地球温暖化対策への取り組みを項目として定め、自己評価を行うこととしていますが、令和3年度に推進員が職場での取組状況を評価したものを単純平均した結果を資料5にまとめました。

結果については、令和2年度と同等の評価となっており、地球温暖化対策の認知度、取り組みの意識が引き続き浸透していることが伺えます。

令和4年度から、さらなる温室効果ガスの排出削減に向け、庁内職員に向けた地球温暖化対策について研修を行い、各職場での取り組みの課題を抽出し取組む体制となりました。

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