きさらづ「ゼロカーボンシティ宣言」
2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを宣言しました。(2021年2月10日)
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動は、世界各国に洪水や干ばつなどの自然災害を頻発させ、「気候危機」と言うべき状況となっています。このような中、世界では2015年COP21で採択されたパリ協定により、「産業革命前からの平均気温の上昇を2℃より十分下方に保持し、1.5℃に抑える努力を追求する」との国際目標が広く共有されました。2018年には、IPCC(国連の気候変動に対する政府間パネル)の特別報告書において、「気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする必要がある」との報告があり、各国でその方向性が示されています。
わが国では、2020年10月に、菅首相の所信表明において、2050年にカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする)を目指すことが宣言されました。
本市では、2019年4月、「世界首長誓約/日本」に署名し、国の排出目標以上の削減目標を設定することを誓約しました。これに従い2020年3月に、きさらづストップ温暖化プラン〔木更津市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)〕を策定し、国の二酸化炭素排出削減目標(2030年度に2013年度比で26%削減)を超える27.5%を目標に設定し、市民、市内事業者、市が一体となって地球温暖化対策に取り組んでいます。
このような中、改めて、この国際的な課題である「気候危機」に対して地域で責任をもって対策を講じ、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを宣言するに至りました。
宣言名
きさらづ「ゼロカーボンシティ宣言」
宣言日
2021年2月10日
宣言内容
「ゼロカーボンシティ」とは
2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロ※にすることを目指す旨を、首長自らが、又は地方自治体として公表された地方自治体
※実質ゼロとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的発生源からの排出量と、森林などの吸収源による除去量との間の均衡を達成させることです。
小泉環境大臣からのメッセージ
木更津市のゼロカーボンシティ宣言について、小泉環境大臣からメッセージをいただきました。
- 木更津市地球温暖化対策実行計画
- 「世界首長誓約/日本」
- 【動画】きさらづゼロカーボンシティ宣言(きさらづプロモチャンネル)(外部リンク)
- ゼロカーボンシティを表明している自治体はこちらから(外部リンク)
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