債券運用
債券運用における社会貢献
木更津市では、地方自治法の趣旨を踏まえ、基金の一部を活用し、安全性の確保を第一に、効率性も考慮した債券運用に取り組んでいます。
その取り組みの一環として、環境改善や社会貢献に寄与する事業を資金使途とするSDGs債(グリーンボンド・ソーシャルボンド・サステナビリティボンド)を購入し、持続可能な社会づくりに貢献します。
また、SDGs債購入の際は、持続可能な社会の形成に寄与し、社会的使命および役割を果たすため、対外的に公表します。
なお、SDGs債の発行により調達された資金は、事業への充当を通じて国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するものとなっています。
日本学生支援債の購入
令和6年11月に独立行政法人日本学生支援機構が発行する社会貢献債(ソーシャルボンド)を購入しました。ソーシャルボンドとは、社会的課題の解決に貢献するプロジェクトの資金調達のために発行される債券です。
この債券の発行により調達された資金は、同機構が行う奨学金事業に充てられ、貸与奨学金の財源として活用されます。奨学金事業は「教育の機会均等」やSDGsのうち目標4「すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の達成に資するなど、教育面の課題解決に貢献します。
JICA債の購入
令和5年9月に独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「防災・復興ボンド(サステナビリティボンド)」を購入しました。サステナビリティボンドとは、調達資金の使途が、社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)及び環境改善効果があること(グリーン性)の双方を有する債券です。
JICAは開発途上国の持続的な社会経済発展を支援する政府開発援助(ODA)の一元的な実施機関です。この債券(JICA債)によって調達された資金は、JICAが実施する有償資金協力事業に充てられ、開発途上国の社会的課題や環境面の課題解決に貢献する出融資に活用されます(石炭火力発電事業を除く)。また、JICA債は、SDGs達成に向けた民間資金動員ツールとして日本政府の施策(日本政府SDGs実施指針改定版(2019年12月))に位置づけられています。
高速道路株式会社債の購入
令和2年7月に東日本高速道路株式会社、令和5年12月に西日本高速道路株式会社が発行する社会貢献債(ソーシャルボンド)を購入しました。ソーシャルボンドとは、社会的課題の解決に貢献するプロジェクトの資金調達のために発行される債券です。
この債券の発行で調達された資金は、それぞれの高速道路株式会社の高速道路事業に充当され、地域活性化、交通安全の推進、災害対策、環境保全などの社会貢献活動に活用されます。また、国連の策定する持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献します。
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更新日:2024年11月13日