陸自UH-60JA航空事故の調査結果について(令和6年3月29日)
1経緯
令和5年4月6日に、陸上自衛隊第8師団第8飛行隊のUH-60JAの事故が発生したことを受け、同型機については、災害派遣、緊急患者空輸などの任務飛行を除き、機体の健全性を確認するための「入念な点検」や「必要な教育」が終了するまで、訓練飛行を見合わせていました。
令和5年6月19日に、防衛省・自衛隊から、同型機の訓練飛行再開について説明がありましたが、木更津市は、同月21日に、防衛省・自衛隊に対し、当該事故の原因が究明されていない中において、同型機の訓練飛行を再開する場合は、木更津駐屯地内に限定して実施するよう要請したところ、防衛省・自衛隊から、同型機の訓練飛行については、同月30日以降に当面、同駐屯地内において再開することについて説明がありました。
また、令和5年12月25日に、防衛省・自衛隊から、同型機の定期整備のための飛行の実施について説明がありましたが、木更津市は、同日に、防衛省に対し、先般の事故の原因が究明されていない中において飛行を実施することについて、詳細な説明を求めたところ、令和6年1月11日、防衛省・自衛隊から、改めて定期整備のための飛行における安全確保及び同飛行の必要性について説明があり、災害派遣等への影響を鑑み、やむを得ないと判断しました。
その後、令和6年3月27日に、防衛省・自衛隊から、陸自UH-60JA航空事故の調査結果について説明があり、本日、今般の事故調査結果を踏まえた再発防止策に基づき、部隊等において教育及び安全確保のための機体点検を実施した上で、同年4月1日以降、全面的な飛行を再開することについて連絡がありました。
2防衛省・自衛隊の説明について
3市長コメント
一昨日(3月27日)、防衛省・自衛隊から、陸自UH-60JA航空事故の調査結果について説明がありましたが、その内容については、今般の事故調査結果を踏まえた再発防止策が徹底・確立され、木更津駐屯地内の訓練飛行や定期整備の飛行において、安全な運用が確保されていることから、不合理な点はないと判断しました。
また、本日、4月1日以降、全面的な飛行を再開することについて連絡がありました。
木更津市では、引き続き、同駐屯地のあらゆる航空機について、安全対策の徹底を求めるとともに、市民の皆様が不安を生じることがないよう取り組んでまいります。
更新日:2024年03月29日