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陸上自衛隊オスプレイの運用再開について(令和6年3月19日)

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更新日:2024年03月28日

1 経緯

令和5年11月29日に、鹿児島県屋久島東沖合で、米空軍横田基地所属のCV-22オスプレイ1機が墜落した事故を受けて、米軍及び陸上自衛隊は、全てのオスプレイの運用停止措置をとっていました。

令和6年3月8日に、防衛省から、日米オスプレイの運用再開に向けた確認作業と運用停止措置の解除について情報提供があり、木更津市は、より詳細な事故の原因や安全対策について明らかにするよう同省に対し求めていたところ、同月12日に同省からその内容について説明がありました。

その後、令和6年3月13日に、防衛省から、今後、陸上自衛隊のオスプレイ及び日本国内の米軍のオスプレイは、段階を経て、任務に対応する能力を回復していく計画であり、同月14日以降、準備が整ったものから順次飛行を開始するとの説明がありました。

これを受けて、同日に、木更津市は、今般の事故に係るより詳細な事故の原因や安全対策について明らかにするよう、防衛省に対し求めている中において、木更津市が陸上自衛隊オスプレイの運用部隊から飛行の安全性について確認できるまでは運用再開しないことを同省に確認していました。そして、令和6年3月18日に、防衛省から、改めて下記2及び3のとおり説明がありました。

2 運用部隊の説明について

  • V-22は、操縦士の負担軽減や機能の多重補完等の優れた安全機能を有した機体で あり、また、航空安全への取組みとして、飛行や整備に関する安全対策を徹底しており、輸送航空隊は、創隊以来、1件の航空事故もなく、安全な飛行を継続している。
  • 今般の事故の原因と安全対策について、運用者の立場から、オスプレイの設計や技術に係る安全性について責任を有する米軍専門部局と直接意見交換を行っており、オスプレイの運用を安全に再開できると確信している。
  • V-22の運用再開に向けたアプローチとして、今般の事故の再発防止のための安全対策を反映した、米海軍航空システムコマンドの運用再開指示書で指示された整備や教育を行い、整備等を終えた機体から、順次、基本的な飛行を行い、技能の練度を回復する。
  • 飛行再開後は、木更津飛行場周辺空域において、飛行訓練等を段階的に実施するとともに、市民の皆様に不安を与えることがないように、安全な飛行実績を重ねていく。

3 防衛省の説明に係る確認事項

4 市長コメント

昨日、陸上自衛隊オスプレイの運用者である輸送航空隊の隊長、航空操縦士、機上整備員及び航空整備員から、改めて、今般の事故に係る同隊の安全対策等について説明がありました。

今般の事故に係る調査は継続されており、事故原因の詳細を明らかにすることができない一方で、事故原因は特定されており、各種の安全対策の措置を講じることで、オスプレイの運用を安全に再開できることを、運用者から直接、確認することができました。

その上で、木更津市は、陸上自衛隊オスプレイの運用再開を容認するとともに、改めて、陸上自衛隊オスプレイの安全な飛行の確保を求めました。

陸上自衛隊オスプレイについては、安全に万全を期した上で、今後、飛行を開始する準備が整ったものから順次飛行を再開(3月21日以降)するとのことです。

木更津市では、引き続き、陸上自衛隊オスプレイを始め自衛隊機の運用を注視し、市民の皆様に不安が生じることがないよう取り組んでまいります。

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