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第3次木更津市観光振興計画

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更新日:2025年05月22日

策定趣旨

本市では、木更津市産業振興基本条例(平成24年木更津市条例第7号)に基づき、観光に係る諸施策を計画的に推進することを目的に、平成27年3月に『木更津市観光振興計画(平成27年度~令和元年度)』を、令和2年3月に『第2次木更津市観光振興計画(令和2年度~令和6年度)』を策定し、まちの賑わいの創出に向け関係団体と連携し各種観光施策を展開してきました。

第2次計画では、スタート段階から3年間の長期に渡る新型コロナウィルスの感染拡大により、人の移動は制限され、計画に沿った施策展開が難しくなり、ポストコロナにおける観光の潮流も変化しています。

大きな動きとしては、世界的に地域の観光振興においてサスティナビリティの視点が求められるようになり、日本においても令和2年に「日本版持続可能な観光ガイドライン」(JSTS-D)が策定され、地域の観光振興への導入が進められています。

第3次木更津市観光振興計画は、このような観光をとりまく環境の変化を踏まえ、観光の現状や第2次計画において展開されてきた各種施策の進捗状況等について整理を行った上で、ポストコロナにおける観光振興を計画的に推進していくための指針として策定しました。

第3次木更津市観光振興計画

概要

1.推進期間

令和7年度から令和11年度(5年間)

2.基本目標

本市では、「オーガニックなまちづくりアクションプラン」に地域循環共生圏の方向性を取り入れ、持続可能なまちづくりとして、経済・環境・社会の三側面で取組を推進しています。具体的には、里山の再生、資源循環の促進、食・有機農業、再生可能エネルギー、里海の活用の5つのテーマに分け、それぞれの取組を行っています。

里山においては、「いっせんぼく」 や コスモス・菜の花ロードなどのスポット、食・農ではブルーベリー摘みなど観光農園での収穫体験に毎年多くの人が訪れており、里海では、潮干狩りや簀立などの体験や、キャンプやワーケーション施設が整備されるなどの活用が進んでいます。

近年、地域における観光振興へのサスティナビリティ視点の導入、自然・文化等の環境や地域住民の生活文化への配慮が世界的に求められるようになり、サステナブルツーリズムとして地域の自然環境や文化に対する旅行者の意識も高まっており、「オーガニックなまちづくり」という取組そのものが、地域の魅力の一つとなっています。

本計画では、このような「オーガニックなまちづくり」の取組と観光の潮流を踏まえ、本市の豊かな自然環境、地元の有機農産物、歴史・文化などの多様な資源を活用し、自然や地域文化とのつながりを重視した観光を目指すことで、観光客の満足度の向上を図る観光スタイルを「オーガニックツーリズム」と定義し、推進していきます。

目標値
  令和5年度実績値 令和11年度目標値
観光入込客数 1,610万人 1,926万人
宿泊客数 63万人 71万人
観光消費額 3,000億円 3,600億円

 

3.スローガン

自然とふれあう木更津時間 ~オーガニックツーリズムの推進~

4.コンセプト

  1. 多様な地域資源の磨き上げによる付加価値化
  2. 立地の優位性を活かした誘客の推進
  3. “オーガニックなまちづくり”の発信
  4. 市内の多様な主体、近隣地域、関連団体等と連携した観光地域づくり

5.進行管理

庁内関係部署による「木更津市庁内観光振興推進検討会」、附属機関である「木更津市観光振興計画推進委員会」においてPDCAサイクルを実施し、翌年度の施策や事業内容について見直しを行い、計画で掲げた目標の達成に向けて取り組みます。

計画の策定について

木更津市観光振興計画推進委員会

意見公募(パブリックコメント)の実施結果

意見公募期間

令和7年3月22日から令和7年4月21日

提出のあった人数/件数

3人/20件

提出された意見に対する回答

この記事に関するお問い合わせ先

経済部観光振興課
〒292-8501
千葉県木更津市富士見1-2-1
駅前庁舎(スパークルシティ木更津8階)
観光企画係電話番号:0438-23-8459
観光振興係電話番号:0438-23-8118
ファクス:0438-23-0075
経済部観光振興課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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