「オーガニックビズ」実証実験

これまで職員の服装については、「クールビズ」に取り組んできましたが、環境省では、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る「デコ活」を推進しています。

木更津市では「オーガニックなまちづくり」を掲げるとともに、「ゼロカーボンシティ宣言」を行っていることから、それらに寄与する取り組みを検討した結果、「オーガニックビズ」の実証実験の実施に至りました。

年間を通じた軽装を「オーガニックビズ」とし、職員一人一人が、市の職員である自覚を持ったうえで以下の3つを基本とし、服装を判断していきます。

1. 業務に支障をきたさないこと
2. 清潔感を保つこと
3. 不快感や威圧感をあたえないこと

※職員と来庁者の区別がつくよう職員は必ず名札を着用します。

実証実験は令和6年11月1日から令和7年3月31日まで行い、実証実験の期間中に、市民や職員へのアンケート等を実施した上で、来年度以降の継続について検討していきます。

導入目的・効果

これまでのクールビズに加え、通年軽装とし、職場環境に合わせた働きやすい服装を職員自らが選び、業務の効率化につなげることで、更なる市民サービスの向上を図ります。

1. 環境への配慮
   日々の気温、それぞれのワークスタイルや仕事環境などに応じて、適正な温度での空調使用と各自の判断による快適で働きやすい服装の取り組みをすることで、自然環境に配慮します。
2. 健康管理と職務効率の向上
   心も体も快適な環境で過ごすことで、風邪や高血圧等の生活習慣病はもちろんのこと、うつや適応障害などの精神疾患の予防に取り組みます。
3. ジェンダー平等の実現
   見えない男女の意識を取り払い、多様な働き方に対応するための環境を整備します。また、全ての人が、お互いを尊重し合い、支え合い、多様性を認め、自らが望む形で社会との関わりを持ち、生涯にわたって安心して自分らしく暮らすことのできる共生社会の実現を目指します。