少しほっとするコラム2
皆さん、最近、「ほっ」とする時間はありますか。
少しでも「ほっ」とする時間をお届けしたくて、令和3年1月より「少しほっとするコラム」の掲載をしています。
今回はその第2弾です。
1年5か月間、コラムを掲載頂いた、古田 恭司弁護士(かずさ総合法律事務所、木更津市自殺対策協議会会長)よりバトンを受け継ぎ、今回は日々、社会福祉士・介護支援専門員としてご活躍されている星田 麻由美さん(カミングホーム相談支援センター、前木更津市自殺対策連絡協議会委員)によるコラムを掲載いたします。
こちらのコラムも星田さんが日々お仕事をされるなか、思ったこと、感じたことを率直に表現されています。
是非、ご一読ください。
また、下記にそれぞれの悩みに応じた相談窓口一覧を掲載していますので、併せてご覧ください。
コラム1 誰かに話してみませんか
初めまして、こんにちは。社会福祉士・介護支援専門員の星田と申します。
日々思うところを少しだけ。
さて、介護っていきなりやってくるのが常ですよね。介護保険という言葉は耳にしていても、いざ自分に降りかかってくると、全くと言っていいほどわからない事だらけ。病院のように保険証があればすぐに使えないの?という方がほとんどです。そんな時、どうしましょう。今はネットで検索して… 周りの人に聞いて… 市役所に行く?いろいろ頭を巡らせてしまうのではないでしょうか。
私は介護に限らず、困ったら周囲の人に、話してみるのが良いかなぁと思っています。意外と周囲の人に同じような経験者がいらっしゃると思います。え、自分ちの事を外に話すの?と抵抗があるときは迷わず市役所へ。何より身近なところから情報を得てみませんか。少し話を膨らませて、もう大変、大変と言ってみると、意外と解決策がみつかるかも知れません。
自分の事を人に話すのって、ちょっと勇気が要りますよね。でも話すと少し気持ちが楽になったり、一緒に気持ちが伝わることで、もうその時から一人ではなくなる気がしませんか。でも、誰に話したら… そんなときはふらっと市役所朝日庁舎を歩いてみませんか。意外と情報の宝庫ですよ。
コラム2 イライラした時どうしてますか?
みなさんこんにちは。梅雨どきは、なんとなく気持ちもすっきりせず、イライラしませんか。
さて、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、6月6日はアンガーマネジメントの日でした。
なんだか最近よく耳にするアンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングを指すようです。その中で、怒りの感情の静め方としては、6秒数えるという方法が言われています。いやいや、なかなか6秒では収まりませんよね。
私も些細なことでイライラが爆発するようなことがままあります。ついイライラして周囲に八つ当たりなどどいう負の感情が湧き出たとき、一つ目は、6秒数えるより、その場を一旦離れる事にしています。相手から、場所から離れます。で、呼吸を整えると些細な事であれば収まります。二つ目は、イライラ中は完璧を目指さない。全てを完璧に行う事を目指すと余計にイライラ…少しくらい手抜きをしてもいいかなぁと自分を甘くしています。三つめは、まぁこれは超個人的ですが、猫と遊び、猫に癒される現実逃避です。
日常の中で予想外な事が起こったり、物事が思うように進まなかったり、理由もなく、なんとなくイライラしてしまうなど、など。突如としてやってくる怒りの感情の抑え方、皆さんは何かお持ちですか?
コラム3 孤独と孤独感
最近ラジオで聞いたお話です。
レジ待ちなどでいきなり怒り出す人見かけませんか?
ちょっとしたことでも大声で怒鳴ったり、と感情がコントロール出来ない人など。
この不安定な感情の中には孤独感から出てくる事があると。特に高齢者に多いのではとの見解でした。
一人で本を読む、映画を見に行く時にはひとり旅行など。孤独を愛する?のとは違って、
孤独感。誰かと一緒にいても孤独なような、何故か寂しい響きです。
ここ数年は新型コロナウィルスの感染対策で今までの生活が一変し、一人で過ごす時間も多く、友人とも疎遠に、なんて方も多いのではないでしょうか。
今はコミニケーションの取り方もメールやラインで済ます事も多くなりました。
でも、時には電話で、直接話しをしてみるのはどうでしょう。
携帯電話が普及する前は電話で何時間も!話した体験がありませんか。
誰かと話す事で、孤独感の解消してみませんか。
コラム4 始める勇気よりやめる勇気
最近思ったことです。何かを始める事よりも始めた事をやめる事のほうが大変だと。
新しい事を始めるときはわくわく・ドキドキ。どちらかと言えば前向きな感情?
新しい事へのチャレンジ。不安もあるけど楽しい気持ちが先にたって前向きな気持ちで過ごしませんか。
が、いざ始めた事をやめるのって大変ではないですか?中にはそんな事はないよという方もいらっしゃるとはおもいます。でも多くの人はやめるときに、周囲に気をつかったり、
自分から始めといてとか。後ろ向きな感情にとらわれませんか。
ことわざにも、“立つ鳥跡を濁さず“とか言われてますし。
でも数年前にテレビドラマで、逃げ恥が流行りました。これ“逃げれば恥だが役に立つ“というハンガリーのことわざで、意味は「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」
という事です。もう、その通りですよね。
日本のことわざとは逆です。何かをやめるときに周囲を気遣う事も大切ですが、でも、
“逃げるが勝ち”という言葉もあります。
周囲を気にせず、勇気をもって環境を変える。そして又新しい事を、何度でもわくわく・ドキドキしながら、一から始めてみるのもいいのではないでしょうか。
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ファクス:0438-25-1213
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更新日:2024年02月29日