クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリは、サクラやモモ、ウメ等のバラ科を中心とした多種の樹木を加害する、特定外来生物に指定されている昆虫です。
原産地は、中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム北部などです。
現在までに、14都府県に侵入し、千葉県内では令和6年10月に初めて柏市で確認されました。
もし、侵入が疑われる状況が見られた場合には、木更津市役所環境政策課(0438-36-1443)又は千葉県環境生活部自然保護課生物多様性センター(043-265-3601)までご連絡をお願いいたします。
なお、クビアカツヤカミキリは、特定外来生物に指定されているため、生きたまま持ち運ぶことは法律で禁止されています。
特徴

提供:埼玉県環境科学国際センター
成虫の体調は、約2.5~4センチメートルです。
全体的に光沢のある黒色で、胸部(クビの部分)が赤いのが特徴です。

提供:埼玉県環境科学国際センター
幼虫は樹木の内部で2~3年かけて成長し、さなぎになります。
さなぎは、5月末から8月に成虫となり、樹木外に脱出します。
すぐに交尾した後、飛び回って幹や主枝の割れ目に産卵します。ふ化した幼虫は樹木内に入り込んでいきます。

提供:埼玉県環境科学国際センター
幼虫が入り込んだ樹木からは、大量のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出されるので、目印となります。
駆除方法
(1)靴で踏み潰す。
(2)殺虫剤を噴霧する。なお、噴霧場所によっては、周囲環境等に配慮し、側溝に噴霧処理する場合は、魚毒性の高いピレストロイドの使用を避けてください。
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
環境部環境政策課
〒292-0838
千葉県木更津市潮浜3-1(クリーンセンター内)
政策係電話番号:0438-36-1442
保全係電話番号:0438-36-1443
ファクス:0438-30-7322
環境部環境政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
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更新日:2025年03月16日