野鳥における鳥インフルエンザの状況
野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生状況について
令和6年10月15日(火曜)、北海道別海町において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1 亜型)が確認されました。このため、国内複数箇所で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたことから、環境省報道発表により同年10月15日(火曜)付けで、野鳥サーベイランスにおける全国対応レベルが「対応レベル3」に引き上げられておりました。また、令和7年6月5日付けで国内で野鳥監視重点区域が1箇所のみになったことに伴い、対応レベルが「対応レベル2」に、6月10日に野鳥監視重点区域がすべて解除されたことにと伴い、対応レベルが「対応レベル1」に引き下げられておりましたが令和7年6月25日付けで北海道での高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の確認に伴い、対応レベルが「対応レベル2」に引き上げられておりました。このたび、令和7年7月15日24時をもって、国内で指定していた野鳥監視重点区域がすべて解除となったことから7月16日付けで対応レベルが「対応レベル1」に引き下げられましたのでお知らせします。
経緯
- 令和6年10月8日(火曜)
北海道別海町で採取された糞便を、国立大学法人北海道大学でウィルス分離検査を実施。 - 令和6年10月15日(火曜)
高病原性鳥インフルエンザウィルス(H5N1 亜型)が検出されたことを確認。 - 令和7年6月5日(木曜)
野鳥監視重点区域の指定解除(北海道根室市)により、国内の野鳥監視重点区域が1箇所となったため、サーベイランスが引き下げられた。(レベル3からレベル2へ) - 令和7年6月10日(火曜)
野鳥監視重点区域の指定解除(北海道)により、国内の野鳥監視重点区域が全地域解除となったため、サーベイランスが引き下げられた。(レベル2からレベル1へ) - 令和7年6月25日(水曜)
北海道l釧路市において発見された死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が確認されたため、サーベイランスが引き上げられた。(レベル1からレベル2へ) - 令和7年7月16日(水曜)
令和7年7月15日24時をもって、国内で指定していた野鳥監視重点区域がすべて解除となったことからサーベイランスが引き下げられた。(レベル2からレベル1へ)
鳥インフルエンザの人との関係
- 鳥インフルエンザウイルスは、特殊な(感染した鳥との濃密な接触等)場合を除いて、人には感染しないと考えられています。
- 日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
鳥インフルエンザが疑われる事例はご連絡ください
野鳥は様々な要因により死亡してしまします。このため、野鳥が死んでいても直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
建物への衝突死
エサなど食事を採れなくなったことによる衰弱死 など
また、鳥インフルエンザは鳥の種類によって感染のしやすさ、症状の出やすさ、症状の程度に差があり、感染していても症状が出ないものや死んでしまう野鳥もおります。特に野生の水鳥(カモなど)は広く保有しており、カラスやハトなど街中でよく見かける鳥類で1羽、2羽死んでいてもほとんど心配はありません。しかし、以下の状況のいずれかに該当する場合には、環境政策課(電話.0438-36-1443)又は、千葉県君津地域振興事務所(電話.0438-23-2285)までご連絡ください。
周辺に建築物や電線がない場所で、大量の鳥が外傷なく死亡している。
首を傾けてふらついたり、正常に飛んだり採食できない異常な鳥がいる。
そのほか、異常と思われる野鳥の死骸がある。
ご連絡いただく際は、鳥の種類がわかる写真をご提供いただけると検査の必要性の判断に大変役立ちますのでご協力をお願いいたします。頂いた周囲の情報、鳥の種類等から千葉県に報告させていただき、鳥インフルエンザの検査の必要性を個別に判断させていただきます。
お問い合わせ
- 千葉県環境生活部自然保護課狩猟・保護班
電話番号 043-223-2972 - 君津地域振興事務所
電話番号 0438-23-2285
この記事に関するお問い合わせ先
環境部環境政策課
〒292-0838
千葉県木更津市潮浜3-1(クリーンセンター内)
政策係電話番号:0438-36-1442
保全係電話番号:0438-36-1443
ファクス:0438-30-7322
環境部環境政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
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更新日:2025年07月23日