セアカゴケグモについて
セアカゴケグモとは
セアカゴケグモは、もともと国内に生息していなかった毒を持つクモです。
攻撃性のあるクモではありませんが、触ると噛まれることがあります。
噛まれた直後は、軽い痛みを感じる程度ですが、次第に痛みが増加し、腹痛、胸痛が起こることがあります。
頻度はまれですが、重症になると、嘔吐、発熱、高血圧、頻脈などの神経毒による全身症状が現れることがあります。
万が一噛まれてしまい、痛みがひかない、又はひどくなるときは医療機関で治療を受けてください。その際には医師にクモに噛まれた旨を申告し、虫体(死がい)がある場合は医療機関に持参してください。
なお、現在市内でこのクモに噛まれた方、健康被害を訴えている方はいません。
特徴
セアカゴケグモは、メスのみ人体に影響のある毒性を持っています。
メスは、全体的に黒く、腹部の背面に目立った赤色の縦条があり、体長は約10ミリメートル程度です。また、腹部下面には、ゴケグモ属の特徴である、砂時計形の薄赤色の斑紋があります。卵嚢は直径約10~15ミリメートルで乳白色をしています。
オスは、褐色がかり腹部背面には、白い斑紋があり、体長は約4~5ミリメートル程度で、成熟したオスの頭部の触肢の先は丸く膨らんでいます。
詳細は、環境省のホームページをご覧ください。(リンクはページ下部にあります。)
生息場所
- 側溝の内部やその網蓋の隙間
- 宅地の水抜きパイプの内部、フェンスの基部、花壇のブロックの内部など巣を作る隙間があり、日当たりがよく、暖かく、餌となる昆虫のいる所に巣を作り繁殖します。
駆除方法
- 靴で踏み潰す。
- 殺虫剤を噴霧する。なお、噴霧場所によっては、周囲環境等に配慮し、側溝に噴霧処理する場合は、魚毒性の高いピレストロイドの使用を避けてください。
なお、セアカゴケグモは、特定外来生物に指定されているため、生きたまま持ち運ぶことは法律で禁止されています。
咬まれないためには
- 素手で捕まえたり、触ったりしないでください。(特定外来生物ですので、生きた個体を運ぶことは禁止されています。)
- 生息している可能性のある場所で作業する場合は、軍手等を着用してください。
これまでの目撃情報
これまでの目撃情報については、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
環境部環境政策課
〒292-0838
千葉県木更津市潮浜3-1(クリーンセンター内)
政策係電話番号:0438-36-1442
保全係電話番号:0438-36-1443
ファクス:0438-30-7322
環境部環境政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
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更新日:2024年02月29日