中小企業退職金共済制度

中小企業退職金共済制度（中退共）は、中小企業の従業員と会社を応援する国の退職金制度です。

中小企業者の相互共済と国の援助で退職金制度を確立し、これによって中小企業の従業員の福祉の増進と、中小企業の振興に寄与することを目的としています。

中小企業の従業員の退職金を事業主が毎月掛金を納めて積み立て、退職時に中退共から直接従業員に退職金が支払われます。

初めて中退共制度に加入する事業主および掛金月額を増額する事業主に、国が掛金の一部を助成します。

掛金は法人企業の場合は損金、個人企業の場合は必要経費として全額非課税となります。

掛金は口座振替で手間がかかりません。また、従業員ごとの納付状況や退職金資産額が事業主に通知されますので、管理が簡単です。

短時間労働者には、一般の従業員より低い特例掛金月額も用意されています。また、新規加入時の掛金助成に上乗せがあります。

掛金月額は、従業員ごとに16種類から選択できます。また、掛金月額は変更も可能で、賃金や勤続年数当を基準にして設定できます。

従業員である実態があれば、家族であっても加入できます。
※書類の提出を求められる場合があります。

加入できる企業・従業員には条件がありますので、下記の中退共ホームページをご確認ください。

中退共ホームページ（外部リンク）

【問い合わせ先】
独立行政法人勤労者退職金共済機構 中小企業退職金共済事業本部
電話番号：03-6907-1235