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風しんに注意しましょう

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更新日:2024年02月29日

これまで風しんにかかったことがない方、風しんの予防接種を受けていない方は、以下の点に注意しましょう。

  • 風しんの予防接種歴を母子手帳などで確認してください。
  • 風しんの予防接種をしていない方、または不明な方は抗体検査を実施してください。
  • 抗体検査の結果、十分な抗体価がない方は予防接種を検討してください。

(注意)妊娠を希望している女性、妊婦の家族の方は特にご注意ください。

参考

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発しん性感染症です。

また、発しん、発熱ともに約3日でおさまることから「三日はしか」とも呼ばれています。

しかし、年長児から大人になってからかかると重症になることが多く、また、妊婦が妊娠初期にかかると、先天性風しん症候群(難聴、心疾患、白内障)にかかった赤ちゃんが高い確率で生まれます。

症状

感染すると約2~3週間後に発熱や発しん、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
症状は子どもは比較的軽いですが、まれに脳炎や血小板減少性紫斑病がみられることがあります。
また、大人がかかると、発熱や発しんの期間が子どもに比べて長く、関節痛が多いとされています。

感染経路

風しんウイルスは、飛沫感染で、感染者のせきやくしゃみによって感染します。

治療

特異的な治療法はなく、症状を和らげる治療のみです。

予防法

予防接種が最も有効です。定期接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)は必ず受けましょう。

特に、30代から50代の男性、妊娠を希望される女性、抗体を保有しない妊婦と同居されている方、妊婦と接触する機会の多い方(医療関係者等)のうち、予防接種を2回受けていない方や予防接種歴及び罹患歴が不明な方は、かかりつけの医療機関に相談のうえ、抗体検査や予防接種を検討してください。

なお、妊娠中の方は、風しん予防接種および麻しん風しん混合予防接種を接種することはできません。

成人男性の方

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、風しんのクーポン券を利用することで風しんの抗体検査と予防接種が無料で受けられます。詳しくは「成人男性の風しん予防接種(風しん追加的対策)」をご確認ください。

妊娠を希望する女性とその配偶者の方

以下の条件を満たす方は、千葉県の実施する抗体検査を無料で受けることができます。さらに、この検査の結果十分な抗体価がない場合、予防接種費用の一部助成を受けることができます。
詳しくは「風しんワクチン接種費用の一部を助成します」をご確認ください。

  1. 千葉県内市町村に居住地を有している
  2. 次の1から3のいずれかを満たしている
    1. 妊娠を希望する女性
    2. 妊娠を希望する女性の同居者
    3. 風しんの抗体価(免疫)が低い(EIA(IgG)法で8,0未満、HI法で32倍未満)妊婦の同居者
  3. 過去に風しん抗体検査を受けたことがない、または、十分な量の風しんの抗体価(EIA(IgG)法で8,0以上、HI法で32倍以上)を確認できていない
  4. 過去に検査により風しんと診断されたことがない

風しんかなと思ったら

風しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話で伝え、医療機関の指示に従い受診しましょう。

また、受診時は周囲への感染を防ぐため、公共交通機関の利用を避けるとともに妊婦との接触を避けましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康こども部健康推進課
〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19
朝日庁舎(イオンタウン木更津朝日2階)
予防係電話番号:0438-38-6981
成人保健係電話番号:0438-23-8376
母子保健係電話番号:0438-23-1300
ファクス:0438-25-1350
健康こども部健康推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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