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小児の肺炎球菌感染症予防接種

ページID : 1090

更新日:2024年02月29日

小児の肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌は、のどなどから体に入ります。大人では肺炎になることが多いのですが、子ども(特に2歳以下)は、脳を包む膜にこの菌がつく細菌性髄膜炎がみられます。この菌による髄膜炎は、年間200人くらい発生しており、重い中耳炎や肺炎、菌血症や敗血症、副鼻腔炎、骨髄炎を起こします。
細菌性髄膜炎は、死亡率が高く、発症した年齢が小さければ小さいほど予後が悪く、4人に1人は神経麻痺や知能障害などの重篤な後遺症が残る病気です。抗生物質が効きにくい起因菌が増えており、治療が難しいのも問題です。

接種時期・回数・スケジュール

対象年齢:生後2か月から5歳未満
(注意)接種開始の年齢によって、接種回数が異なります。

接種時期・回数・スケジュール
接種開始時の年齢 接種回数 接種スケジュール
2か月以上7か月未満 4回
  • 初回接種:27日以上あけて3回接種。3回目の接種は、1歳までに行う。
    (注意)標準的な接種間隔:1歳までに27日以上の間隔をあけて接種
    • 2回目の接種が1歳を超えた場合は3回目を行わず、追加接種を行う
    • 3回目の接種が2歳を超えた場合は3回目を行わず、追加接種を行う
  • 追加接種:初回接種の3回目から60日以上あけ、1歳を過ぎたら接種
    (注意)標準的な接種間隔:初回終了後、60日以上あけて1歳からから1歳3か月までの間に行う
7か月以上1歳未満 3回
  • 初回接種:27日以上あけて2回接種。2回目の接種は、1歳までに行う。
    • (注意)標準的な接種間隔:1歳までに27日以上の間隔をあけて接種
    • (注意)2回目の接種が生後2歳を超えた場合は行わず、追加接種を行う
  • 追加接種:2回目の接種後60日以上の間隔で、1歳以降に1回行う
1歳以上2歳未満 2回 60日以上の間隔で2回
2歳以上5歳未満 1回  

その他の予防接種

この記事に関するお問い合わせ先

健康こども部健康推進課
〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19
朝日庁舎(イオンタウン木更津朝日2階)
予防係電話番号:0438-38-6981
成人保健係電話番号:0438-23-8376
母子保健係電話番号:0438-23-1300
ファクス:0438-25-1350
健康こども部健康推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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