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4種混合予防接種

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更新日:2024年02月29日

4種混合予防接種とは

4種混合予防接種は、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ(急性灰白髄炎)を予防するものです。

ジフテリアとは

ジフテリアは、ジフテリア菌の飛沫感染(くしゃみやせき等による感染)によって起こる病気です。のどや鼻に感染し、高熱や激しいのどの痛みが主な症状です。のどに白い膜ができ、最悪の場合、その膜によって窒息死に至ります。また、菌を出す毒素によって神経麻痺や心臓の筋肉の障害などの重い後遺症を残します。

百日せきとは

百日せきの潜伏期は、通常5日から10日(最大3週間程度)であり、かぜ様症状で始まりますが、次第にせきが著しくなり、百日せき特有のせきが出始めます。顔を真っ赤にしてコンコンと激しくせき込み、最後にヒューッと音を立てて大きく息を吸う発作がこの病気の典型です。嘔吐も伴い、眼瞼の浮腫や顔面の点状出血がみられることがあります。幼若乳児や年長児、大人では典型的な症状がみられず、診断が難しいことも少なくありません。
乳児では重症になり、特に特に新生児がかかると無呼吸となり、致死的になることがあります。肺炎や脳症を合併することがあります。

破傷風とは

破傷風は土の中にいる菌で、傷口から感染します。目に見えないような小さな傷からも感染します。症状は菌を出す毒素によって口が開かなくなったり(開口障害)、けいれんを起こし、死亡する場合もあります。破傷風は自然感染によって免疫ができる病気ではないため、発生防止には予防接種以外ありません。

ポリオ(急性灰白髄炎)とは

ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排出され、この便を介してさらに他の人に感染します。大人が感染することもありますが、乳幼児がかかることの多い病気です。
ポリオウイルスに感染しても多くの場合、病気としての明らかな症状は現れずに、知らない間に免疫ができますが、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に麻痺が現れ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。世界では、ポリオウイルスは激減していますが、南アジアやアフリカなどのごく一部の地域では、現在でもポリオが流行しています。

接種時期・回数・スケジュール

対象年齢:生後2か月から7歳6か月未満

(注意)令和5年4月1日から、対象年齢が生後3か月以上から生後2か月以上に拡大されました

4種混合 接種時期・回数・スケジュール
標準的接種年齢 接種回数 接種スケジュール

1期初回は2か月以上1歳未満

1期初回:3回

それぞれ20日以上あけて接種

(注意)標準的な接種間隔:20日から56日

1期初回は2か月以上1歳未満 1期追加:1回

初回(3回目)終了後、6か月以上あけて接種

(注意)標準的な接種間隔:初回終了後、1年以上1年6か月未満

三種混合、不活化ポリオで予防接種を実施する方は、健康推進課まで予診票を取りに来てください。
過去に接種した予防接種の種類や接種間隔には、十分注意しましょう。

その他の予防接種

この記事に関するお問い合わせ先

健康こども部健康推進課
〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19
朝日庁舎(イオンタウン木更津朝日2階)
予防係電話番号:0438-38-6981
成人保健係電話番号:0438-23-8376
母子保健係電話番号:0438-23-1300
ファクス:0438-25-1350
健康こども部健康推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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