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JICAの「2024年度草の根技術協力事業(地域活性型)」に採択
木更津市では、2021(令和3)年に開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」において、ナイジェリア連邦共和国のホストタウンを務めたのを契機として、在ナイジェリア日本国大使館や駐日ナイジェリア連邦共和国大使館等を通じた交流を深めてきました。
こうしたナイジェリア連邦共和国とのつながりの中で、今般、一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(以下「J-ABS」という。)を指定団体として、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」という。)の「2024年度草の根技術協力事業(地域活性型)」に3回目のチャレンジで「採択」されました。
1.草の根技術協力事業の概要
草の根技術協力事業は、国際協力の意思のある日本のNGO/CSO、その他民間の団体、地方公共団体または大学が、開発途上国の住民を対象として、その地域の経済及び社会の開発または復興に協力することを目的として自己の利益に関わりなく行う国際協力活動です。
団体が有する技術、知見、経験を生かして提案する活動を、JICAが提案団体に業務委託してJICAと団体との協力関係のもとに実施する共同事業です。

2.木更津市の申請概要
- 事業名:青少年非認知能力向上プロジェクト~「規律」「尊重」「正義」の涵養による社会変革モデル~
- 対象地域:ナイジェリア連邦共和国(ラゴス、アブジャ)
- 事業期間:2026(令和8)年1月~(3年間の予定)
- 指定団体:J-ABS(一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構)
- 事業概要:ナイジェリア連邦共和国では、急速な経済成長が続く一方、格差拡大や 汚職、犯罪、交通マナーなど社会課題も多い。これらの課題の解決には、同国の学校現場で不足している情操教育の機会をつくり、社会情動スキル(非認知能力)の高い人材を育成することが急務となっています。
そのため、本事業では、指定団体であるJ-ABSを通じて、ナイジェリア(アブジャ、ラゴス)の学校で「Baseballership TM教育メソッド(注釈)」の普及モデルをつくるとともに、木更津市においては、市内小・中学生を対象とした多文化共生を学ぶ授業の実施や国際理解教育の要素も取り入れたベースボーラーシッププログラムイベント等の実施を通じて、グローバル人材の育成や多文化共生の推進に向けた取組を実施する予定です。
(注釈)日本型野球指導法を通じて青少年に社会情動的スキルを育む教育方法
野球=野球、ソフトボール、Baseball5を指し、ジェンダー平等に配慮。
3.J-ABS(指定団体)の概要
J-ABSは、野球/ソフトボールを通じて、アフリカの青少年の人材育成と競技普及、そして活動を通じて日本とアフリカの架け橋となることを目指す団体です。
日本式の野球道(スポーツマンシップ)を通じて若者たちが、「規律」「尊重」「正義」を身につける教育方法「Baseballership TM教育」の実施を主要事業としています。
代表理事を務める友成晋也氏は、2021年8月に、ニューズウィーク日本版「世界で尊敬される日本人100人」に選出されました。
この記事に関するお問い合わせ先
企画部オーガニックシティ推進課
〒292-8501
千葉県木更津市富士見1-2-1
駅前庁舎(スパークルシティ木更津8階)
オーガニックシティ推進係・公民連携係電話番号:0438-23-8049
ファクス:0438-23-9338
企画部オーガニックシティ推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
更新日:2025年04月09日