今日の公民館の様子（令和7年5月）

写真好きの方が花のマクロ写真を撮影し気に入ったものがあると、公民館に掲示してくれていますが、今月から新たに1名加わってくださりました。藤原鎌足が高倉観音へのお礼参拝の際、持っていた桜の木の杖を土手にさして旅装束に着替えているところ、その杖が根付いたという伝説のある鎌足桜の写真です。まだ若い東清公民のものと矢那の立派なものとの比較がわかります。どれも傑作です。見に来てみてください。

ふと視線をずらすと、絵手紙サークルも季節の花を題材にしています。クレマティスやバラ、ネギ坊主などなど、かわいくユニークな花が描かれていますよ。こちらもご覧ください。

5月22日、今年度第1回の「東清さわやか学級」を開催しました。参加者は年々増加し今年は35名、5班編成でのスタートとなりました。新たに担当となった職員ともすぐに打ち解け、笑顔で話しかけてくれました。落語や歌声、健康教室など今年も様々な企画が計画されています。次回実施の移動研修の千葉市科学館の内容では「少し歩いても、プラネタリウムを見よう」という元気な意見が全員一致で決まりました。

館長は途中の話の中で少し脳活をやりましたが、同じ漢字を使った県名当てやとんち漢字などすぐに答えが出る、脳年齢もまだまだ若い皆さんです。1年間楽しくやっていきましょう。

第2回のシニアカフェ・イン・アピタ開催。本日は9名が集まってくださり、マッチ棒パズルに挑戦！「マッチ棒を1本だけ動かして式を正しくしてください」「2本動かして豚の向きをかえてください」などの問題に、各テーブルで頭を悩ませます。できた時の歓声、気づいた人への拍手などなど。おとなでも子どもでもうれしい瞬間ですね。ひとしきり問題を解いた後はおしゃべりタイム。笑顔が弾む時間となりました。

アピタ木更津店のご協力で行わせていただいているこの企画、次回は折り紙に取り組みます。仲間づくりに、気分転換に是非お気軽に足をお運びください。お待ちしています。

絵手紙サークル「ひだまり」は、皆で決めたテーマに沿った思い思いのモチーフを持ち寄り、各自のペースで楽しく筆を進めています（初めて見学に行った職員は筆の持ち方に驚いていました）。

先月は写真にあるような郷土玩具、赤べこや福助、こけしなどをかわいく描いていました。今月のテーマは花ということでカーネーションやバラ、クレマチスなどに混ざってネギ坊主を描く人も。八重咲のクレマチスに驚いたり、ねぎの育ち方を教わったりと描きながらのおしゃべりも楽しいところです。

作品は公民館だけでなく清川郵便局にも飾られています。一度見てみてくださいな。

5月14日、令和7年度の「東清ママ講座」がスタートしました。前年度の最終から2カ月待って、担当も変わってのスタートということで、不安と期待が入り混じった気持ちで集まってきたママさんたち。しかし、館長の話に挟んだマジックで場はなごみ、自己紹介、近況報告のころにはすっかりいつもの表情になっていました。ライブにや、野球を見に行ったり、オタ活したり、お子さんの追っかけだったりと忙しい中でもそれぞれの趣味を充実させているような皆さん、公民館でもその手助けが少しでもできればなあと思っております。

その後の年間計画づくりでは、いろんな意見が出ました。昨年も好評だったアメリカンフラワー作りやフラワーアレジメントなど手先を使った作業や発酵ライフと連携して松の葉の効能を学んだり、味噌を作ったり、新しい試みとして「魚のさばき方教室」や優しいマッサージ教室などをやりながら子育ての悩みなどを話し合えればいいねと話は進みました。

今年度は連携事業として行っていくこの講座、中郷・富来田・富岡公民館の地区の方、興味が持てたらご一報ください。

東清公民館では24のサークルが活動しています（詳細は5月の公民館だよりやホームページの業務情報から東清公民館利用団体サークルというところをご覧ください）卓球やボッチャ、ヨガ、気功といった体を動かすものから、パッチワークやクラフトなどの作品作り、点描画や筆ペンアートといった芸術的なもの、脳活、健康麻雀で脳を鍛えたりと様々なものがあります。ただ発表を行うサークルが詩吟しかないのが寂しいところです。

公民館の階段にはそれぞれのサークルが工夫を凝らして作ったポスターが飾られています。これを見るだけでも何となく心がウキウキします。「何か」やってみたいけどその何かが見つからない人、ポスター眺めに来ませんか。きっと響くものがあると思いますよ。

木更津市社会福祉協議会の就労支援員さんから和綿の栽培を通して多様な人々の社会参加を支援しているという話を伺い、力になれればという思いと公民館の新たな名物になればという思いが重なり、栽培を始めました。4月24日に種を蒔いたところなんと1週間で写真のような芽が出てきました、順調なスタートです。

ちなみに我々の衣服に使われている綿はまず洋綿。両者は花も全く違い、実は洋綿の方がずっと大きくなります。枝にできた綿が洋綿は上を向くのに対し和綿は下を向いています。明治以前は日本で栽培されていた和綿が今は絶滅の危機と言える状況だそうです。

公民館ではその貴重な和綿の種をお分けできます。和綿の感覚を触って味わうこともできます（癒しになります）。5月中旬ごろまでが適期、一緒に育ててみませんか。