今日の公民館の様子(令和7年11月)

11月23日は木更津市一斉の避難訓練でした。東清川地区まちづくり協議会でも防災部会が中心となり、地域にある4つの避難所を同時に開設するという本番さながらの訓練に取り組みました。昨年度まで4つの避難所を順に回りながら役員の手で開設をしてきましたが、今回は役員だけでは当然手が足りず避難した来た方の中から可能な方に一緒に開設の準備をしていただきました。また東清川地区の特徴である『中学生ボランティア』にも大いに助けていただきました。（今年度、木更津市合同生徒会の取組として、中学生が地域の防災訓練に参加するという記事を広報木更津などで読んだ方も多いと思いますが、東清川地区では3年前から中学生に関わってもらっています）

避難所開設要員班の市の職員がカギを開けるところから訓練はスタート。安全点検に続いてFMBに沿って受付班、住居班等を割り振り開設準備スタート。避難してきた方の手伝いもあり、想定時間内に避難所を立ち上げることができました。中学生は今回も大きな力になってくれました。

初めての形ということで戸惑いもありましたが、取り組んで初めてわかることがあったのは大きな財産でした。本番の大変さを実感できたことも重要だったと思います。最後の反省会で多くの方から出たのは「少しでも多くの方に関わってもらうことの重要性」。今回経験した方が地域に戻ってこれを伝えていってくれることで地域の防災力が高まっていくことを信じます。

今年も地域の方が届けていただいた菊が公民館を訪れる方の目を楽しませてくれていました。2週間ほどしてお持ち帰りとなったのですが小菊がまだまだ咲き誇っていたので「切っていくから飾りなよ」ということで受付に飾られた菊（写真左）しかしまだまだいっぱい残っています。そこで、持って帰って家で飾ってもらうこととしました。最初はバケツに入りきれないほどの量があったのですが「わあ、きれい」「本当にもらってしまってていいの」などなど、サークルを終えた皆さんが持って帰ってくださり、残りわずかとなりました。中には「うちは柚子や夏ミカンがたくさん採れるから、だれか持って行ってくれるなら持ってきますよ」と言ってくださった方もいました。地域の善意の輪がつながる、東清川地区は良いところです。

今日の発酵ライフ講座は昨年度まで東清公民館でお仕事をしていた小尾みどりさんを講師にお招きし、恒例の柿酢作りに挑戦しました。10日ほど前、東清小学校で渋柿をもがせてもらい、追熟させた上で仕込みを開始。柿の表面には酢酸菌や酵母菌がいっぱいついているために洗うことなく軽く拭き、ヘタを取り、カットをしたら瓶に入れつぶしていきます。後は柿についている酢酸菌などが勝手に発酵を始め数日でプクプクと泡を出し、1カ月ほどでアルコール発酵を経て酢に変わっていきます。きっと皆さんは明日から「おいしくなーれ」と念じながら毎日かき混ぜていくことでしょう。

このように簡単にできると言われている柿酢です。柿が豊作の今年、皆さんも挑戦してみませんか？渋柿の方が糖度が高いそうですが甘い柿でも問題ないそうですよ。

本日のママ講座は野田奈美絵さんを講師に迎えて「フラワーアレンジメント」に挑戦しました。最初の説明で、簡単で見栄えのするものができること、できた作品は切り花と3週間は楽に楽しめることを聞き、やる気に火が付く皆さん。まず渡されたのがモンステラという大きな葉っぱ、その切込みに合わせて花を活けていくことにより形が勝手に整っていくということで、手渡されたバラやカーネーションなどを長さを変えて切り、それぞれの好みの色合いで奥に行くほど高さが出るように差していきます。するとあら不思議、写真のようなとてもこの参加費で作ったとは思えない素敵なフラワーアレンジメントが完成しました。そして切り花保存液をいただき、「どこに置こうかな」「絶対3週間以上もたせてみせる」などの感想を述べ、先生に感謝しながら講座は終了。またやってみたい素敵な体験が東清公民館に一つ増えました。

11月21日に青少年相談員の皆さんと東清小学校の2年生と一緒に今年度2回目の「花いっぱい運動」を行います。初夏から秋まで公民館に訪れた方や道行く人の目を楽しませてくれた正門脇の花壇や玄関のプランターを寒さに負けない花や春に咲く花たちに植え替えです。そのために準備はたくさんあります。まずはプランターの土を取り出しお日様にあて殺菌。その後、腐葉土や牛糞を混ぜて花たちが喜んで根を張っていく土を作っていきます。花壇も同様に今までの花を抜き、土に栄誉を与えてやります。今回の苗も前回のように元気に育っていくよう祈りを込めて土を作っていきます。

植え付けの日の子どもたちの元気な笑顔、成長していく花を楽しそうに見る表情を思い浮かべながら頑張ります。

11月1日の土曜日に卓球フェスティバルを実施しました。日頃公民館で活動している卓球関係のサークルの皆さん、お仲間の卓球好きの方々、例年より多くの子どもたちが集まり、ラリーやダブルスの試合に汗を流しました。良いプレーには歓声が沸いたり、お互いに感謝しあうペアの姿が見られたりと楽しい時間を過ごすことができました。これにて第42回東清川地区文化祭は最後の実行委員会を残し終了いたしました。素敵な時間をともに作り上げてくださった皆様、ありがとうございました。

ところで、東清公民館の卓球は土日も活動しています。昔やっていたから久々にやってみようかと考えているあなた、最近運動不足だから何かやれないかなと思ってる卓球初心者の方、新規メンバー大歓迎、特に若い方の参加をお待ちしています。来年、一緒にフェスティバルに参加するために活動を始めてみませんか。