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感震ブレーカーで始める、安心の防災

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更新日:2025年09月01日

暮らしに取り入れることで、地震後の火災を防ぎましょう

家族でくつろぐ写真

幸せな生活を守るために私たちは何ができるでしょうか。

小さな一歩を踏み出すことが未来の安心をつくります。

地震による電気火災対策 感震ブレーカー

地震の後に、火災が起きることはご存知ですか

電気火災の

電気火災の例

大規模地震時の電気火災の内訳

大規模地震における電気火災の件数

地震が関係する電気火災については、転倒・落下した可燃物がヒーターに接触し着火したものやコードの断線によるものなどがあります。

国内の大規模地震を例に挙げると、各震災で発生した火災において、電気を原因とする火災の割合は阪神・淡路大震災が全体の61パーセント、東日本大震災では全体の54パーセントと半数以上を占めています。

火災を防ぐための仕組み、それが感震ブレーカー

大きな地震が起きると、多くの家庭で一時的に停電が発生します。その後、電気が復旧した後に起こるのが「通電火災」です。例えば、倒れた電気ストーブ、破損した電気配線などに電気が流れることで火災は発生してしまいます。

感震ブレーカーは、この通電火災を防ぐために必要です。

設定値以上の揺れを感知すると自動的に電気を遮断し、停電復旧後による通電火災を未然に防ぎ、あなたの暮らしと大切な家族を守ることができます。

地震や災害対策と言えば、家具の固定や食料備蓄と思われがちですが、感震ブレーカーを設置し通電火災を防止することも、同じぐらい大事なことです。

止められる火災があります、感震ブレーカーで備えましょう

設置するタイプごとイメージは以下のとおりです。

  1. 分電盤タイプは家全体を守るもの。
  2. コンセントタイプは部分的に守るもの。
分電盤タイプ

分電盤タイプ(内蔵タイプ・後付けタイプ)

分電盤タイプ(おもりを使用するもの)

分電盤タイプ(おもりを使用するもの)

コンセントタイプ

コンセントタイプ

設置するには

家電量販店やホームセンター、電気工事店などでお買い求めください。

注意事項

  1. 揺れを感知してから切断までの時間的猶予が無いタイプ(おもりを使用するものなど)の感震ブレーカーの場合、照明類も即座に消えてしまう場合があります。夜間の暗闇の中で避難経路を見失わないよう、停電時に自動点灯する照明や懐中電灯を併せて準備しましょう。
  2. 生命の維持に必要な医療用機器などを使用している場合は、医療器具補助電源が確実に動作することをご確認の上、取付けしてください。
  3.  賃貸住宅の場合は退去時の原状回復が求められることがありますので、管理会社や貸主にご相談ください。
  4. 設置に関する詳細は工事店などにご相談ください。
  5. 設置後は維持管理をしましょう。
関連資料等はこちら

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部予防課
〒292-0834
千葉県木更津市潮見2-1
予防係・危険物係電話番号:0438-23-9183
ファクス:0438-23-9096
消防本部予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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