火災に注意しましょう
火災にご注意を
消防庁によると、出火件数がもっとも多いのが3月です。火災が多いイメージのある冬に次いで、4月、5月も火災が発生しやすい季節です。また気象庁によると、春は乾燥が続くうえに、1年の中でも特に風が強い季節です。着火しやすくなる乾燥と、燃え広がりの原因になる強風という条件が揃うため、春は火災が多くなります。
一方、火災は年間を通して発生するものです。他人事とは思わず、自分の身に置き換えて火災予防を実践してください。
林野火災を防ごう
林野火災の特徴
林野火災は住宅地での火災とは異なり、一旦発生すると消防水利の不足や道路状況などの地理的、地形的な条件から消防活動が非常に困難なため、焼損面積が広範囲に及ぶ危険性が高くなります。
林野火災はこうして発生する
林野火災は春に多く発生しています。降雨量が少なく空気が乾燥し、強風が吹く中で害虫駆除のために水田周辺でのあぜ焼きや草焼き、山林と隣接する農地・宅地でごみを焼却するなど、火を扱う作業が増えます。また、山菜採りやハイキングなどによる入山者が増加し、タバコの不始末なども原因になっています。一人ひとりが山林の大切さを認識し、防火意識を高めることがもっとも大切です。林野火災の原因のほとんどが、人のちょっとした火の取り扱いの不注意で発生していることから、みなさんの防火への心がけで、林野火災は防ぐことができます。火の取り扱いには十分注意しましょう。
自分の家から火事を出さないためには
火事を出さないポイント

- 寝たばこやたばこの投げ捨てをせず、たばこの火はしっかり消す。
- ストーブの付近には燃えやすいものを置かず、給油するときは火を消す。
- 料理をしているときはその場所を離れず、離れるときは火を消す。
- 風の強いときは、たき火をしない。たき火をするときは消火用具の準備をする。
- 子どもには火遊びをさせない。
- 電気器具は正しく使い、たこ足配線をしない。また、コードの上には重いものをのせない。
- コンセントなどにはホコリを付着させない。
- 住宅用火災警報器を設置し、火災をいち早く気付けるようにする。
放火をされないためには?
放火をさせないポイント

- 家の周辺にダンボールや雑誌束など燃えやすいものを置かない。
- 自転車やバイクなどに被せるカバーは難燃性を使用する。
- 夜間は門灯や玄関灯をできるだけ点けるようにする。
- 物置や車庫は必ず施錠する。
火事が起こってしまった場合は

小さい火災であれば消火器等で初期消火を行ってください。天井まで火が燃え広がってしまった場合は、初期消火はできないので安全な場所へ避難してください。
安全な場所まで避難したら119番通報を行い、消防車及び救急車が到着するまで安全な場所で待っていてください。このとき、荷物を取りに戻ることは絶対にしないでください。
119番通報では指令センター職員の質問に答えていただければ大丈夫です。また、初期消火で対応できた場合でも必ず119番通報をしてください。再燃する可能性があるため、消防隊が確認をさせていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先
消防本部予防課
〒292-0834
千葉県木更津市潮見2-1
予防係・危険物係電話番号:0438-23-9183
ファクス:0438-23-9096
消防本部予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
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更新日:2024年02月29日