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きさらづ「ゼロカーボンシティ宣言」

ページID : 2702

更新日:2024年07月22日

2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを宣言しました。(2021年2月10日)

 近年、地球温暖化が原因とされる気候変動は、世界各国に洪水や干ばつなどの自然災害を頻発させ、「気候危機」と言うべき状況となっています。このような中、世界では2015年COP21で採択されたパリ協定により、「産業革命前からの平均気温の上昇を2℃より十分下方に保持し、1.5℃に抑える努力を追求する」との国際目標が広く共有されました。2018年には、IPCC(国連の気候変動に対する政府間パネル)の特別報告書において、「気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする必要がある」との報告があり、各国でその方向性が示されています。

 わが国では、2020年10月に、菅首相の所信表明において、2050年にカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする)を目指すことが宣言されました。

 木更津市では、2019年4月、「世界首長誓約/日本」に署名し、国の排出目標以上の削減目標を設定することを誓約しました。これに従い2020年3月に、きさらづストップ温暖化プラン〔木更津市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)〕を策定し、国の二酸化炭素排出削減目標(2030年度に2013年度比で26%削減)を超える27.5%を目標に設定し、市民、市内事業者、市が一体となって地球温暖化対策に取り組んでいます。

 このような中、改めて、この国際的な課題である「気候危機」に対して地域で責任をもって対策を講じ、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを宣言するに至りました。

木更津市のバックボード前で、宣言書を広げて持った市長を中央に、副市長と関係者の女性が左右に立った記者会見時の記念写真

宣言名

きさらづ「ゼロカーボンシティ宣言」

宣言日

2021年2月10日

宣言内容

きさらづ「ゼロカーボンシティ宣言」

地球温暖化が原因とされる気候変動は、世界各国に洪水や干ばつなどの自然災害を頻発させ、「気候危機」と言うべき状況となっています。2015年には、COP21においてパリ協定が採択され、「産業革命前からの平均気温の上昇を2℃より十分下方に保持し、1.5℃に抑える努力を追求する」との国際目標が広く共有されました。

わが国においては、パリ協定に基づく長期戦略として、今世紀後半のできるだけ早い時期に脱炭素化社会の実現を目指すことが掲げられ、2020年10月には、菅首相の所信表明において、2050年にカーボンニュートラルを目指すことが宣言されました。

本市では、人と自然が調和した持続可能なまちとして、次世代に継承しようとする取組である「オーガニックなまちづくり」を推進しております。その一環として、「きさらづストップ温暖化プラン」を掲げ取組を進めておりますが、改めて、この国際的な課題である「気候危機」に対して地域で責任をもって対策を講じ、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを宣言します。

重点取組事項

  1. 環境意識の啓発による、省エネ型ライフスタイルの定着
  2. 再生可能エネルギーによる、エネルギーの地産地消の強化
  3. 資源の再利用や再資源化による、循環型社会の形成
  4. 森林や干潟などの保全による、温室効果ガス吸収源の確保
  5. 環境に配慮した設備や仕組みを面的に導入したまちづくりの推進

2021年2月10日

木更津市長 渡辺 芳邦

きさらづ「ゼロカーボンシティ宣言」宣言書

「ゼロカーボンシティ」とは

2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロ(注釈)にすることを目指す旨を、首長自らが、又は地方自治体として公表された地方自治体

(注釈)実質ゼロとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的発生源からの排出量と、森林などの吸収源による除去量との間の均衡を達成させることです。

小泉環境大臣からのメッセージ

木更津市のゼロカーボンシティ宣言について、小泉進次郎環境大臣からメッセージをいただきました。

環境大臣からのメッセージ

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環境部環境政策課
〒292-0838
千葉県木更津市潮浜3-1(クリーンセンター内)
政策係電話番号:0438-36-1442
保全係電話番号:0438-36-1443
ファクス:0438-30-7322
環境部環境政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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