国民健康保険加入者に関する高額介護合算療養費の支給誤り

  国民健康保険加入者に対する高額介護合算療養費の支給について、公費負担にかかる算定誤りにより、19世帯に支給誤りがあることが判明いたしました。

  国民健康保険では、医療費と介護保険の自己負担が高額になった場合、1年間の自己負担額を合算して、自己負担限度額を超えた分を高額介護合算療養費として支給する制度があります。
  支給に当たっては、重度心身障害者医療費等の助成を受けている場合、公費として負担している分を差し引いたうえで高額介護合算療養費として支給しております。
  今回、令和4年度分の高額介護合算療養費を算定するにあたり、公費負担分の算定に誤りがあったことから、支給額に誤りが生じたものとなります。
  高額介護合算療養費に該当する公費負担が発生する該当者の取り扱いについては十分な確認が必要なところ、担当職員間において確認が不十分であったことが原因と考えています。
 

過大支給   16世帯  総額     586,586円
過少支給     3世帯  総額         3,997円 

  対象となる方に対して、戸別に訪問し、お詫びと内容の説明を行ってまいります。過払いとなっている方へは返納を依頼し、支給不足となっている方へは追加支給の手続きを実施してまいります。

  今後、重要な情報のやりとりには、担当者間で密に連携し、作成方法、処理手順等の再確認やチェックを行うことを徹底します。また、関連業務についての知識習得や管理監督職によるチェック体制の強化を図り、二度とこのような事例が発生しないよう、信頼回復に向け取り組んでまいります。