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ヒートショックに注意しましょう

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更新日:2024年02月29日

ヒートショックとは

ヒートショックについて説明します

湯船からあがった高齢の男性が痛みだした胸を押さえているイラスト

 「ヒートショック」とは、急激な温度変化がもたらす血圧の変動によって起こる健康被害です。

 例えば…

 冬の寒い日の入浴で、エアコンで暖まった部屋から冷えきった脱衣所に行き、更にその後、熱い浴槽につかります。この時、私たちの体は急激な温度変化に対応しようと、血圧を下げたり上げたりするため、こうした働きが反対に体にとって負担となってしまうものです。

 一時的な失神だけではなく、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす原因につながる可能性もありますので注意が必要です。

ヒートショックを防ぐ方法は?

1 部屋と脱衣所との温度差は5℃以内にしましょう!

 脱衣所や浴室に暖房機能がある場合は、ぜひ活用しましょう。暖房機能がない場合は、浴槽の蓋を外しておいたり、シャワーをしばらく出しておくなどして湯気を充満させて浴室内を温める方法もあります。

2 湯船の温度は41℃以下にしましょう!

 41℃のお湯に10分浸かるのがおすすめです。温度が高すぎると、長く浸かることができず暖まるのは体の表面だけです。また、熱いお湯に長時間浸かると脱水を引き起こすこともあるので注意が必要です。

3 いきなり湯船に入るのは危険です!

 いきなり湯船に入るのは急激な血圧の変化を招きますので、心臓から遠い足先から「かけ湯」をして体を慣らせましょう。

4 いきなり立ち上がるのは危険です!

 湯船からいきなり立ち上がるのはとても危険です。体が温まると血管が拡張しているため急に立ち上がると立ちくらみを起こす可能性があります。手すりなどにしっかりつかまって、ゆっくり立ち上がりましょう。

5 入浴後は浴室内で体の水分を拭きましょう!

 入浴後の浴室は暖かいので、体を冷やしにくい環境です。ある程度、バスタオルで水分を拭きとってから脱衣所へ出ることで室温差による影響を受けにくくなります。

6 水分を補給しましょう!

 入浴で汗をかき、体内の水分が減少すると心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。入浴の前後には水分を摂りましょう。

7 その他

  1. 気温が比較的高い日没前に入浴を済ませる
  2. 食後すぐの入浴を避ける

などがあります。入浴時の習慣としてぜひ取り入れてみて下さい!

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部警防課
〒292-0834
千葉県木更津市潮見2-1
警防係・消防団係電話番号:0438-23-9184
ファクス:0438-23-9096
消防本部警防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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