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令和3年度CBRNE災害対応訓練研修会を開催

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更新日:2024年02月29日

今回は、放射線事故に特化した訓練研修会を開催しました

関係者と活動服を着用した隊員の方々が並んでいる訓練後の集合写真

消防本部では、令和3年7月6日火曜日に消防本部3階大会議室及び消防署車庫内にて、CBRNE(注釈1)災害対応訓練研修会を実施しました。

この訓練研修会は、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うテロ災害の脅威、その他市内において発生する可能性のあるCBRNEに係る事故など、本市消防本部においても備える必要性が高まっていることなどから、放射線事故に特化した対応などについて、専門講師による指導・助言を受けたもので、本市消防隊員の知識・技術及び活動能力の向上を図ることができました。

講師として、放射線医学研究所放のグループリーダーとして、被ばく医療に携わり、原子力災害のみにかかわらず放射線災害、テロ対応も含めて被ばく医療の裾野を広げる様々な活動をしている日本救急医学会の専門医である富永隆子先生をはじめとした6名の方々(注釈2)をお招きし、放射線事故・テロ・災害時の初動対応などについて約5時間の訓練研修会(注釈3)を実施しました。

  • (注釈1)
    CBRNEとは、Chemical:化学、Biological:生物、Radiological:放射性物質、Nuclear:核、Explosive:爆発物の頭文字をから取ったもので、これらによって発生した災害をCBRNE災害といいます。
  • (注釈2)
    講師紹介(6名)
    国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
    量子生命・医学部門 放射線医学研究所
    1. 放射線緊急事態対応部 被ばく医療グループ
       グループリーダー 富永 隆子 様
    2. 放射線緊急事態対応部 線量評価グループ
       技術統括 北村 尚 様
    3. 放射線緊急事態対応部 放射線防護グループ
       技術統括 佐藤 眞二 様
    4. 放射線緊急事態対応部 モニタリンググループ
       主幹研究員 村松 正幸 様
      株式会社エス・ティ・ジャパン
    5. 危機管理製品部 次長 時田 健一 様
    6. 危機管理製品部 課長 山本 荘一郎 様
  • (注釈3)
    ​​​​​​​訓練研修会内容
    1. 講義「放射線の基礎と放射線防護」
    2. 講義「放射線事故・テロ・災害時の初動対応」
    3. 要素訓練「汚染検査と測定器の取り扱い」
    4. 要素訓練「放射線検知とゾーニング」
    5. 図上訓練「輸送事故の初動対応」
制服姿の消防長が席から立ち上がりマイクを持って挨拶を行っている様子の写真
白シャツを着た4名の講師の方々が横一列に並んで着席し、右側の講師が席から立ち上がり挨拶を行っている様子の写真
前方のスクリーンに資料が映し出され、2名ずつ座っている隊員の方々が講演会を受講している様子を後方から撮影した写真
白シャツを着た女性講師が講演をしている様子をアップで撮影した写真
白シャツを着た男性講師の周りに活動服を着用した隊員の方々が集まり、資機材の取り扱いの説明を受けている様子の写真
白の防護服を着用した隊員が2名1組になり放射線測定器を用いて訓練を実施している様子の写真
ヘルメットを被り活動服を着用した隊員が2名1組となり、放射線測定器を用いて測定要領の訓練をしている様子の写真
放射線測定器とバインダーを持った隊員が2名1組となり、測定要領の訓練をしている様子の写真
活動服を着用した隊員の方々がグループごとに分かれた席に座り、図上訓練を実施している様子の写真
グループごとに分かれて座っている隊員の方々が、前方で1名の隊員が小さなホワイトボードを持っている左側で、もう一人の隊員が図上訓練の結果を発表している様子の写真

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部警防課
〒292-0834
千葉県木更津市潮見2-1
警防係・消防団係電話番号:0438-23-9184
ファクス:0438-23-9096
消防本部警防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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