ハンディファン(携帯用扇風機)の取扱いに注意


猛暑が続く近年、お祭りや外出時などの暑さ対策としてハンディファン(携帯用扇風機)を利用している方が増えています。ハンディファンにはリチウムイオン電池が内蔵されているものがあり、充電して繰り返し使用できるため、広く普及しています。
しかし、便利である一方でリチウムイオン電池が原因の火災が全国的に発生しており、中には電車内などの人が集まる場所でも発生しています。
ハンディファンの主な発火原因と予防対策
高温下に放置しない

-
原因
リチウムイオン電池は、高温環境下では熱の影響で異常な反応が起きて発熱、破裂、発火する恐れがあります。
- 予防対策
- 直射日光が当たる場所や暑い日の車内などの高温下には放置しない。
- 充電時や使用時に異常を感じたら、使用を中止する。
強い衝撃を与えない

- 原因
リチウムイオン電池は外部からの衝撃が加わると内部ショートが生じ、発煙や発火に繋がります。
また、膨張を元に戻そうとして強い力が加わったことで異常発熱して出火した火災も発生しています。
- 予防対策
- ハンディファンなどの手で持つ製品は首から掛けるなどの落下防止措置をとる。
- 強い衝撃が加わってしまった製品は、使用を中止する。
- 充電時や使用時に異常を感じたら、使用を中止する。
関連ページ
この記事に関するお問い合わせ先
消防本部予防課
〒292-0834
千葉県木更津市潮見2-1
予防係・危険物係電話番号:0438-23-9183
ファクス:0438-23-9096
消防本部予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
更新日:2025年08月07日