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液状化対策に関するお知らせ

ページID : 4420

更新日:2025年08月13日

2011年3月11日に発生した東日本大震災において、各地で液状化現象による甚大な被害が生じました。

今後、地震の発生を避けることはできませんが、液状化による被害を減らすため、液状化や、主な液状化対策について紹介します。

木更津市WEB版防災ハザードマップ

木更津市WEB版防災ハザードマップにおいて、液状化に関するマップを確認することができます。

住所による検索機能や、地図の拡大、最寄りの避難所等の確認、目的地周辺の印刷機能等も備えておりますので、WEB版防災ハザードマップをご活用ください。

【木更津市WEB版防災ハザードマップ】

液状化とは

液状化現象について

元々、地盤の中には砂の粒子が重なり合って存在しています。この砂粒子は通常時はかみ合っていて、地下水位以下の地盤ではその隙間に地下水がある状態となっています。

しかし、地震が発生して左右に揺すられると、砂粒子のかみ合わせがばらばらになり、砂粒子は地下水の中に浮いたような状態になり、地盤が泥水状態になります。

このような状況が液状化現象と呼ばれています。

液状化の原理

液状化現象のイメージ

液状化による建物影響

液状化現象による住宅への影響イメージ

液状化による被害

地盤が液状化すると、地耐力の低下、地盤の沈下、局部的な陥没などが起こります。

その結果、建物の傾斜や次のような局部破壊などが生じます。

  • 基礎の破壊及び建物との遊離
  • 柱・梁・屋根などの移動、傾斜、変形
  • 内装・外装材の落下
  • 1階床の浮き沈みによる破壊

建築物に対する液状化対策

地盤改良対策

戸建て住宅の液状化対策としての地盤改良は、主に次の工法が挙げられます。

地盤改良工法例

液状化対策工事は、日本建築学会のホームページでも紹介がされていますので、ご参照ください。

建築物に施す対策

不整形な建物は、地震に対し弱くなります。また、荷重が偏っていると不動沈下の原因となりますので、建物全体の平面系や立面系を単純な形にし、壁をバランスよく配置することが望ましいです。

液状化対策のうち、何が有効かはそれぞれの建物の形状や地盤の性状により異なります。地番調査結果などを踏まえ、また、敷地周辺の状況にも配慮し、専門家の意見を聴いて効果の高い方法を検討することをお薦めします。

液状化対策等に関する関連サイト

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部建築指導課
〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19
朝日庁舎(イオンタウン木更津朝日2階)
建築審査係電話番号:0438-23-8597
建築指導係電話番号:0438-23-8596
ファクス:0438-22-4736
都市整備部建築指導課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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