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ごみ処理の余熱を使った地球にやさしい電力(低炭素電力)を導入しています

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更新日:2024年07月12日

関連するSDGsの目標

「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の文字と、太陽のイラストの中央に電源マークのアイコンがあるSDGs目標7のアイコン
「12.つくる責任つかう責任」の文字と、無限大のマーク中央の一部が矢印になっているSDGs目標12のアイコン
「13.気候変動に具体的な対策を」の文字と、目のイラストの瞳の部分が地球になっているSDGs目標13のアイコン
「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の文字と、5つの輪が重なって花の形のようになっているSDGs目標17のアイコン

低炭素電力の導入

現在、君津地域4市(木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)で発生する一般廃棄物は、第3セクターとして設立された株式会社かずさクリーンシステムで処理されています。
その処理の際に発生する余熱を利用し、二酸化炭素排出量の少ない電気を発電しています。

木更津市では、「電力の地産地消」と「CO2排出削減」の取組みとして環境性、安定性に加え地産地消を併せ持つ電力を市立小中学校全30校を含む公共施設の32施設に電力供給する契約を日鉄エンジニアリング株式会社と締結しています。
(注意)本契約は、木更津市で発生する一般廃棄物の処理に伴う余熱を利用して発電したクリーンな電力を日鉄エンジニアリング株式会社が買い取り、市内の小中学校等に買い取り分を紐付けて供給されるものであり、送配電網等は従来どおりです。

地球温暖化対策のためには身近な取り組みが必要不可欠です。
本事業を基に市立小中学校では子どもたちに、公共施設では市民の方に地球温暖化対策を知っていただき、各家庭が再エネ等クリーンな電力を選ぶきっかけになればと考えています。

導入する電力の特徴について

低炭素電力

導入する電力は、ごみを処理する際に発生する余熱を使用した電気であり、通常供給される電気に比べ二酸化炭素排出量が少ないクリーンエネルギーとなっています。

地産地消性

地域で生産された電気をその地域で消費することを「電力の地産地消」といいます。
市内から排出されたごみが電気に生まれ変わり、市内の公共施設において有効活用します。

安定性

ごみの処理は、24時間行っており天候や時間帯に影響されず、安定的に発電することが可能です。

導入する電力の特徴及び電力の地産地消を表現したポスター 市内で集められた燃やすごみは、かずさクリーンシステムへ運ばれ、焼却処理が行われます。処理の際に、ガス化溶融炉より可燃ガスを抽出し、ガスを燃焼させることで蒸気が発生します。その上記によりタービンを回転させることで発電を行っております。発電された電気は低炭素な地球環境配慮した電気であり、この電気は電線を通じ、木更津市内小中学校等の33の公共施設に送られています。

導入による削減効果

年間約1,300トン(家庭からの年間のCO2排出量 約327世帯分(注釈))
(注釈)家庭からの年間のCO2排出量:1世帯あたり 約3.971トン
(出典:温室効果ガスインベントリオフィス(JCCCAウェブサイト家庭からの二酸化炭素排出量2019年度)

約1,300トンは令和2年度における市役所が排出した温室効果ガスの排出量の約13%に相当します。
(令和2年度実績値:10,358トン)

供給施設

市内市立全小中学校30校、木更津市立図書館、木更津市民会館
計32施設

契約の相手方

日鉄エンジニアリング株式会社

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

環境部環境政策課
〒292-0838
千葉県木更津市潮浜3-1(クリーンセンター内)
政策係電話番号:0438-36-1442
保全係電話番号:0438-36-1443
ファクス:0438-30-7322
環境部環境政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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