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生活習慣病の発症・重症化を予防しましょう

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更新日:2024年02月29日

血圧をコントロールしましょう

高血圧症は動脈硬化の要因です

木更津市の40歳以上の国保加入者の約40%が高血圧症と診断されています。

高血圧症では、本来弾力性のある血管の壁が、張りつめた状態になるため、次第に厚く、硬くなっていきます。

これを動脈硬化と言います。

血管のイメージ図

血液がしなやかに流れている血管と硬くなっている血管のイラスト

弾力性のあるしなやかな血管と弾力性のない硬い血管

動脈硬化は、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)、心疾患(心不全、心筋梗塞)、腎臓の機能低下を発症する原因になります。

つまり、脳、心臓、腎臓を守るために、血圧をコントロールして動脈硬化を防ぐことが大切ということです。

実際に血圧測定をしてみよう

日本高血圧学会のガイドラインでは、次のような方法が推奨されています。

血圧計で測定している女性のイラスト
  1. 上腕血圧計を選びましょう
  2. 朝と晩に測定しましょう
    朝の測定:起床後1時間以内、朝食前、服薬前
    晩の測定:就寝直前
  3. トイレを済ませ1~2分椅子に座ってから測定します
  4. 朝晩の測定毎に原則2回測定し、その平均を取ります
  5. 週に5回以上測定した結果を主治医にお見せください

家庭血圧の基準値を知ろう

日本高血圧学会のガイドラインでは、診察室血圧は収縮血圧140、拡張期血圧90以上、家庭血圧は収縮血圧135、拡張期血圧85以上が高血圧症に分類されます。

週に5日以上測定し、ご家庭での血圧測定結果が高血圧症に分類されるようであれば、一度、医療機関に相談することをお勧めします。

診察室血圧と家庭血圧の分類表

血糖をコントロールしましょう

免疫機能が低下しウイルスや細菌がかかりやすい人のイラスト

糖尿病とは、高血糖(血液中のブドウ糖が多い状態)のことを言います。

木更津市(40歳以上の国保加入者)には、糖尿病と診断された人が約20%います。

高血糖の状態が続くと、全身の血管が傷ついていきます。
また、糖尿病になると、免疫(ウイルスや細菌と闘う)機能も低下し、さまざまな感染症にかかりやすくなってしまいます。
糖尿病を患っている人、特に血糖コントロールが不良な人は感染症に十分注意が必要です。

そこで、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病にならない、改善するために生活習慣の見直しをおすすめします。

生活習慣を振り返ってみましょう

生活習慣の見直しポイントは以下のとおりです。

食生活を見直す

運動習慣を身につける

自宅でもできる運動については下記の県のホームページ、市のホームページ等をご覧ください。

睡眠習慣を見直す

肥満の改善

内臓脂肪の蓄積を防ぐことが、心臓病をはじめとする生活習慣病の予防にもつながります。
生活習慣を見直し、肥満の改善に努めましょう。

節酒を心がける

アルコールは、一時的には血流をよくし、血圧を下げる効果もみられます。
しかし、飲みすぎると、反対に血圧を上げます。飲みすぎの状態が続くと、心疾患のリスクが急速に高くなります。また、肥満の原因や血糖値の上昇にも繋がります。

適量
  • 男性:日本酒1合、ビールなら中ビン1本、焼酎なら半合弱
  • 女性:男性の半分〜3分の2程度

喫煙のリスクを知り、禁煙を目指す

慢性呼吸器疾患にならないためにも、喫煙のリスクを知り、禁煙を目指しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康こども部健康推進課
〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19
朝日庁舎(イオンタウン木更津朝日2階)
予防係電話番号:0438-38-6981
成人保健係電話番号:0438-23-8376
母子保健係電話番号:0438-23-1300
ファクス:0438-25-1350
健康こども部健康推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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