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生活習慣病の発症と重症化の予防
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、発症および進行に関与する疾患群であり、がんや心疾患、脳血管疾患などの病気が含まれます。
生活習慣を見直し、健康寿命を延ばしましょう!
血圧をコントロールしましょう
高血圧症は動脈硬化の要因です
木更津市の40歳以上の国保加入者の約40%が高血圧症と診断されています。
健康な状態の血管壁は、弾力性がありますが(左の絵)、高血圧症では張りつめた状態になるため、次第に厚く、硬くなっていきます(右の絵)。
これを動脈硬化と言います。

動脈硬化は、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)、心疾患(心不全、心筋梗塞)、腎臓の機能低下を発症する原因になります。
つまり、脳、心臓、腎臓を守るために、血圧をコントロールして動脈硬化を防ぐことが大切です。
実際に血圧測定をしてみよう
日本高血圧学会のガイドラインでは、次のような方法が推奨されています。

- 上腕血圧計を選びましょう
- 朝と晩に測定しましょう
朝の測定:起床後1時間以内、朝食前、服薬前
晩の測定:就寝直前 - トイレを済ませ1~2分椅子に座ってから測定します
- 朝晩の測定毎に原則2回測定し、その平均を取ります
- 週に5回以上測定した結果を主治医にお見せください
家庭血圧の基準値を知ろう
日本高血圧学会のガイドラインでは、診察室血圧は収縮血圧140、拡張期血圧90以上、家庭血圧は収縮血圧135、拡張期血圧85以上が高血圧症に分類されます。
週に5日以上測定し、ご家庭での血圧測定結果が高血圧症に分類されるようであれば、一度、医療機関に相談することをお勧めします。

血糖をコントロールしましょう

糖尿病とは、高血糖(血液中のブドウ糖が多い状態)のことです。
木更津市(40歳以上の国保加入者)には、糖尿病と診断された人が約20%います。
高血糖の状態が続くと、全身の血管が傷ついていきます。
また、糖尿病になると、免疫(ウイルスや細菌と闘う)機能も低下し、さまざまな感染症にかかりやすくなってしまいます。
糖尿病を患っている人、特に血糖コントロールが不良な人は感染症に十分注意が必要です。
生活習慣を振り返ってみよう
見直しポイント
食生活を見直す
運動習慣を身につける
毎日忙しく運動する時間がない方向け
ちょいトレ(PDFファイル:2.3MB)
肥満の改善
内臓脂肪の蓄積を防ぐことが、心臓病をはじめとする生活習慣病の予防にもつながります。
生活習慣を見直し、肥満の改善に努めましょう。
標準体重を計算してみましょう
身長(メートル)を2乗し、その値に22を掛けることで求められます。
毎日継続できる目標を立て、標準体重を目指しましょう。
減量の目安
減量期間を3か月としたとき
現体重から3%から5%
BMI35以上の方は、現体重から5%
目標の例
- 毎日体重を測定する
- 1日1回ラジオ体操をする
- 間食やジュースを摂取する習慣をやめる
- 朝食を食べる習慣がなければ、朝食を食べる
睡眠習慣を見直す
節酒を心がける
アルコールは、一時的には血流をよくし、血圧を下げる効果もみられます。
しかし、飲みすぎると、反対に血圧を上げます。飲みすぎの状態が続くと、心疾患のリスクが急速に高くなります。また、肥満の原因や血糖値の上昇にも繋がります。
適量
- 男性:日本酒1合、ビールなら中ビン1本、焼酎なら半合弱
- 女性:男性の半分〜3分の2程度

喫煙のリスクを知り、禁煙を目指す
慢性呼吸器疾患にならないためにも、喫煙のリスクを知り、禁煙を目指しましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
健康づくり部健康推進課
〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19
朝日庁舎(イオンタウン木更津朝日2階)
予防係電話番号:0438-38-6981
成人保健係電話番号:0438-23-8376
母子保健係電話番号:0438-23-1300
ファクス:0438-25-1350
健康づくり部健康推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
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更新日:2025年04月23日