木更津市の学校給食
学校給食の役割と目標
学校給食の役割
成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより、健康の増進、体位の向上を図ることはもちろんのこと、食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材としての役割を担っています。
学校給食の目標
学校給食法第2条において、学校給食の目標が定められています。
- 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
- 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
- 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
- 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
- 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
- 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
- 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
給食の実施回数と給食費
学校給食の運営に係る経費は、学校給食法の定めにより、施設整備費、人件費、修繕費等を学校の設置者である木更津市で負担し、それ以外の食材料費等が保護者の負担とされています。
木更津市では、保護者の皆さんの負担軽減のため、光熱水費を除く食材料費の実費相当額のみを負担いただいています。
給食費(1食単価)
- 小学校 265円
- 中学校 320円
給食実施回数
給食の年間実施回数は行事の関係上学校ごとに異なりますが、各学年191回を上限に実施しています。
学校給食を調理する施設
本市では、小学校18校、中学校12校の給食を、3つの調理方式により、11の調理施設で調理し、提供しています。
3つの調理方式と調理施設
調理方式 | 概要 |
---|---|
親子給食方式 |
調理室のある学校で近隣の学校分も合わせて調理し、配送する方式。 調理室のある学校を「親」配送を受ける学校を「子」という。 |
単独調理場方式 | 調理室のある学校で、自校分の給食を調理する方式。 |
給食センター方式 | 給食センターで複数の学校分の給食を調理し、各学校へ配送する方式。 |
調理方式 | 調理施設 | 配食校 |
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親子給食方式(9施設) |
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単独調理場方式(1施設) | 金田小学校 | 配食校なし |
給食センター方式(1施設) | 木更津市学校給食センター |
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給食の献立
木更津市では、完全給食(給食内容がごはんまたはパン、牛乳、おかずで構成された給食)を実施しています。
献立の作成及び食材料の発注は、各調理施設に配置されている県または市の栄養教諭・学校栄養職員が行っています。小中学校の献立は、各調理施設で個別に作成しており、市で統一した献立ではありません。
給食センターでは、小学校と中学校の2献立を作成しています。
献立の作成は、文部科学省が定めた「学校給食実施基準」に基づいて実施しています。
献立は、小学校の3・4学年(8~9歳)、及び中学校(12~14歳)を基準に作成しています。
学校給食実施基準
児童又は生徒一人一回当たりの学校給食摂取基準(令和3年4月1日施行)
区分 | 6~7歳 | 8~9歳 | 10~11歳 |
---|---|---|---|
エネルギー(キロカロリー) | 530 | 650 | 780 |
たんぱく質(%) | 学校給食による摂取エネルギー全体の13~20% | 学校給食による摂取エネルギー全体の13~20% | 学校給食による摂取エネルギー全体の13~20% |
脂質(%) | 学校給食による摂取エネルギー全体の20~30% | 学校給食による摂取エネルギー全体の20~30% | 学校給食による摂取エネルギー全体の20~30% |
食塩相当量(グラム) | 1.5未満 | 2.0未満 | 2.0未満 |
カルシウム(ミリグラム) | 290 | 350 | 360 |
マグネシウム(ミリグラム) | 40 | 50 | 70 |
鉄(ミリグラム) | 2.0 | 3.0 | 3.5 |
ビタミンA(レチノール当量) | 160 | 200 | 240 |
ビタミンB1(ミリグラム) | 0.3 | 0.4 | 0.5 |
ビタミンB2(ミリグラム) |
0.4 | 0.4 | 0.5 |
ビタミンC(ミリグラム) | 20 | 25 | 30 |
食物繊維(グラム) | 4.0以上 | 4.5以上 | 5.0以上 |
亜鉛(ミリグラム) | 2 | 2 | 2 |
区分 | 12~14歳 |
---|---|
エネルギー(キロカロリー) | 830 |
たんぱく質(%) | 学校給食による摂取エネルギー全体の13~20% |
脂質(%) | 学校給食による摂取エネルギー全体の20~30% |
食塩相当量(グラム) | 2.5未満 |
カルシウム(ミリグラム) | 450 |
マグネシウム(ミリグラム) | 120 |
鉄(ミリグラム) | 4.5 |
ビタミンA(レチノール当量) | 300 |
ビタミンB1(ミリグラム) | 0.5 |
ビタミンB2(ミリグラム) |
0.6 |
ビタミンC(ミリグラム) | 35 |
食物繊維(グラム) | 7.0以上 |
亜鉛(ミリグラム) | 3 |
学校給食実施基準(通知) (PDFファイル: 247.6KB)
食材の産地について
給食で使用予定の食材の産地を実施月の前月末に各学校で配付している予定献立表及びホームページで公表しています。
学校給食における地域食材使用の取り組み
木更津市では、「木更津市人と自然が調和した持続可能なまちづくりの推進に関する条例」(通称:オーガニックなまちづくり条例)に基づき、地域で生産された食材を学校給食に取り入れる取り組みを実施しています。
この記事に関するお問い合わせ先
教育部学校給食課
〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19
朝日庁舎(イオンタウン木更津朝日2階)
給食係電話番号:0438-23-8440
栄養係電話番号:0438-23-8709
ファクス:0438-25-3991
教育部学校給食課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
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更新日:2024年02月29日